おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

春が来つつある

 南の方では桜が散り始めたとか言っていますが、北国では、「やっと春?」「ひょっとして春?」ぐらいの感じです。特に、先週はビックリする程の寒さがぶり返したので、「まだまだ冬かもしれない」と、北国人は疑心暗鬼でいるのです。でも、やっぱり、四月ともなればもう春でしょうね。

 

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 こちらは、先週の火曜日(3月29日)の撮影です。南津軽郡藤崎町というところにある有名なハクチョウの飛来地です。

 「いるかなあ、ハクチョウ。もう皆帰ちゃったかな?」

 そう思いながら、十数年振りに行ってみました。子供達が小さかった頃は、貴重な冬のお出かけ場所として良く行ったものですが、鳥インフルエンザの脅威が言われるようになって、すっかり足が遠のいてしまったのです。鳥に罪はないけれど、やっぱり病気は恐いですからね。

 写真に写っているハクチョウは全体の三分の一程でしょうか。今日あたりはもう、皆いなくなってしまったかも知れません。春と入れ違いに。旅の無事を祈ります。

 

 さて、昨日は私にとっても春の一歩を踏み出した日になりました。今年の自転車の初乗りをしたのです。「え?」と思われた方は南の方。「そう」の方は雪国の方ですね。こちら、雪深く寒い地方では、冬の間は自転車はお蔵入り。「春」になってやっと出番を迎えるのです。

 タイヤに空気を入れて貰おうと立ち寄った自転車屋さんは、賑わっていましたよ。そこはちょっと高級な自転車を扱っているので有名な、個人の自転車屋さんなのですが、新しい自転車の受け取りに来ている人、何らかのメンテナンスに訪れた人、決して広くは無い店内に人々の活気が溢れ、春の賑わいを感じました。

 新年度には自転車を購入!

 これは多分日本全国どこでもみられる光景だろうとはおもうのですが、先に述べたような事情もあって、雪国ではことさらに春の到来を感じさせられる光景です。

 

 きっと、世はすでに春なんでしょうね。

 でも、私にはもう一つ。本当の春を迎えるためにやらなければならないことがあるのです。それはタイヤ交換。スタッドレスタイヤから普通のタイヤに換えたときが、正真正銘の春の到来。今はまだ、やっぱり「来つつある」なのです。

 それにしても、毎年自分で苦笑交じりに思うことがあります。

 秋から冬に向けてタイヤ交換するときは、スタッドレスタイヤの減りをケチって雪が来るギリギリまで粘るくせに、雪解けの春にはいつまでも平気でスタッドレスタイヤで(雪の無い)アスファルトの道を走っているのです。スタッドレスタイヤだって、「もういい加減リタイヤさせて~」と思っていることでしょう。

 結局、私は怠け者という事なのです。なんでも面倒なことは先延ばししてしまう、だらしない性格なのです。

 渡り鳥に産まれなくて本当に良かったです。もし私が渡り鳥だったなら、グズグズと出発を延ばして、大きく遅れをとってしまうだろうと思います。あげく、遅れを取り戻すために、他の鳥が休む夜間も飛び続けなければならなくなったりするのでしょう。

 「渡り、徹夜」になるのです。では。