おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

小鳥の卵を巡って 後編

 カッコウなどの行う「托卵」は有名ですね。自分の卵を他の鳥の巣に産み落とし、雛が巣立つまでしっかり面倒をみて貰うというチャッカリした生き方です。

 例えばカッコウの場合、チャッカリしているのはその雛も同様で、巣の持ち主の卵より早く孵化し、他の卵や孵ったばかりの雛を巣から落とし、「一人っ子」として餌を独占して伸び伸び大きく育って独り立ちしていくのです。

 巣の持ち主は、孵ったときから自分とは似ても似つかぬ雛であっても、本能によってセッセと子育てをするのだそうです。うまいことたくらんだものですね。

 ↓ Wikipediaより

f:id:takakotakakosun:20200720212016j:plain

自分より大きいカッコウの雛に餌を与えるオオヨシキリ

 話は変わって、私のブログについてです。

 先週の土曜日、午後3時頃に新しい記事をアップし所用で外出しました。5時に帰宅し、「新しい記事は何人ぐらい読んでくれたかな?スターはついたかな?」とアクセス数をチェックすると、目を疑うような数字でした。全然人気ブログとかじゃ無いのに・・・。「何で?何が起きたの?」とワクワクしながらアクセス元をたどってYahooを開きますと、目に入ったニュースは「三浦春馬さん死亡」でした。

 「これか・・・」。

 冷水を浴びせられたような、という表現は良く目にしますが実感したのは初めてです。ある検索ワードで検索するとなぜか私のブログが上位で紹介されるのです。でも、その記事はタイトルにこそ「三浦春馬」というお名前は入っていますが、内容はインターネットの便利さについて書いたものなのです。

 土曜日から今日まで、何千人もの方が三浦春馬さんの事を知りたくて私のブログにアクセスしたわけですが、恐らくがっかりして早々にページを閉じられたことと思います。

 「タイトルにつられたけど、全然三浦春馬の事じゃないじゃん」と・・・。

 なんだかカッコウが他の鳥を利用するように、三浦さんの不幸を利用しているような、そんな連想をしたのです。勿論私が企図した事ではないのですが。

 

  ブログをやっているとアクセス数やスターの数に一喜一憂してしまいがちで、「そんなことではイカイカン、平常心平常心」と自分を戒めたりしてはいるのです。ましてやこんな「嬉しくないアクセス数」を経験するとなおさらです。ちょっと複雑な思いでいるここ何日かなのです。

 それにしても、三十歳・・・。ちょっと言葉が無い感じです。では。