おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

モノマネの面白さについて考えた

 どうも~、モノマネのクオリティーの低さに定評のある私でーす。

 

 皆さんはモノマネはお好きですか。私は見るのもするのも大好きです。お正月の「モノマネ」のテレビ番組を見ながら、モノマネの面白さとは何か、前々から疑問に思っていたことを改めて考えてみました。

 答えは、「よくわからない」のです。大抵のことは、正しいにしろ間違っているにしろ、何かしらの答えはひねり出す私なのですが、この疑問の答えはなかなか出ないのです。でも、テレビ番組があるぐらいなのですから、モネマネを面白いと感じるのは多くの人に共通した、人間の本能に根ざした何かがあってのことだと思うんです。

 

 「学ぶことはまねること」という言葉がありますが、人間にとって生きていく上で欠かせない「学習」とは、「まねる」ことから始まります。今から20年以上も前、育児書で読んだ忘れられない一節があります。それは、「離乳食はいつ頃から始めたら良いか」という質問に対する解答でした。

 

 「大人が食べているのをみて、赤ちゃんがモグモグと口を動かして、食べたそうな様子が見られたら始めましょう」

 驚きました。生後5,6ヶ月の赤ちゃんが大人の様子をまねるなんて!「人間」の学ぶ能力って凄いです。

 

 人間は大きく二種類に分けられます。「モノマネ」を人前でやりたい人とやりたくない人です。私は勿論、前者です。モノマネレパートリ-も結構あるのですが、一番自信があるのは「目玉オヤジ」で、台詞は「キタロー、茶碗風呂の用意じゃ」です。

 この、やりたいかやりたくないかは、各自の性格によるところが大きいと思うのですが、上手なモノマネに感心したり笑ったりするのは、ほとんどの人の自然な反応です。感心するのはテクニックに対する賞賛だと思うのですが、笑ってしまうのはなぜなのか、正体がつかめません。皆さんはどのように思われますか。

 

 話は飛びますが、今日、同僚と話をしていて、「刺激を受けなければ、自分が停滞してしまう」という結論に至ったんです。特に難しい話をしていたわけではなく、ちょっとした世間話から思わぬ方向に話が広がった結果です。

 「刺激を受ける」ためには、ボーッと待っていてはだめ。自分で何かを学ぶ姿勢を持たなくちゃ、というところまで話はすすみました。

 学ぶ=まねる、お手本を見つけて頑張らなくっちゃと思いました。そして、モノマネを人前でやりたい性格とは、もしかしたら学習意欲が高いということかも、と都合良く解釈したりして。

 どうです?これをお読みのモノマネ好きのあなたも、なんだか元気が出てきたろー。がんばりましょうね。