おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

続き。「知は力なり」と、旅に思う

 丸の内の明治生命館1階の静嘉堂文庫美術館に行って『曜変天目茶碗』を見た話は数日前に書きました。読んでくれた〜?

 適当に読んじゃ駄目よ、チャワンと読んでね。

 えー、ということで、本題に入ります。

 静嘉堂文庫美術館をぐるりと見終えて、夫に言いました。

 「この明治生命館自体が重要文化財なんだけど、内部見学が出来るらしいんだよね。ちょっと探検してみましょうよ」

 

 私がこの情報をゲットしたのは、美術館を訪れた方のブログからでした。その時は頭の片隅に引っ掛かった程度だったのですが、実際に訪れた明治生命館は素晴らしく豪華で重厚な建築で、これが見学できるならしない手はないと、「どこにも書いてないぞ。本当に見学できるのか?」と半信半疑の夫と二人、館内を勘を頼りに歩いて行ったのでした。

 そして、無事に案内カウンターを見つけることができ、

 「見学の方はそちらのエレベーターからどうぞ」と、クラッシックなエレベーターに乗り込む事が出来たのです。

 私が思うに、見学者が殺到すると捌ききれないため、内部を公開しているという情報は積極的に出していないんじゃないかな。それほど素晴らしい建築なのです。知ってて良かった、「知は力なり」だ〜!

 

 見学が許可されていた2階から下を見たところです。この日は土曜日だったので、出勤していたのはごく少数だったのですが、

 「働いているところを上から見られるなんて、重要文化財が職場というのも大変だなあ」

なんて思いました。

 が、実はこれは全くもって私の勝手な思い込みで、公開は土日祝日限定らしいのです。私はたまたま土曜日に訪れていたので空振りせずに済んだのですが、知らないとガッカリすることになります。やっぱり、「知は力なり」なのです。 

 

 すぐ上の写真は、窓のガラス越しに撮ったのですが、テラスの向こうにお濠と皇居が見えています。この距離感で見る皇居って、何だか不思議な感じがしました。

 どうです、皆さん。明治生命館に行ってみたいと思ったでしょう?こんな素晴らしい建築を無料で見学できるのかと、かんむりょうになること間違いなしです。 

 でも、私の情報を鵜呑みにはしないで下さいね。間違いもあるかもしれないし。その時点では正しくても、過去のものになっている情報もあるだろうし。どうぞご自分できちんと調べて、確実な「知の力」を発揮されますよう、お願い申し上げておきます。そして、もちろん自分自身にも、なのです。では。