おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

「知は力なり」と、旅に思う

 「知は力なり」は有名な哲学者の言葉なので、何か深い意味があるのかもしれませんが、私は勝手に「ものを知っているといいことあるよね」ぐらいの意味で使わせて貰っています。

 勝手にというか、良く調べもせずに分かった気になって、そのくせ好きな言葉なので、ちょいちょい心に浮かべるのですが、特に旅先ではそう感じることが多いのです。

 旅の楽しみ方は人それぞれ。下調べ無しのいきあたりばったりが楽しいという方もいらっしゃるでしょう。私は「調べる派」ですが。せっかくの旅行だもの、悔いの無いように楽しみたいという「欲深さ」が根底にあるという自覚はあります。

 三月に行った東京旅行でも、「調べて良かった。やっぱり知は力なり」と、何回も思う場面がありましたが、今日はその中でも特に強く思った二つの場所について書きたいと思います。

 一つ目は、朝食をとった中華料理店。ホテルが素泊まりだったので、チェックイン後に食事場所をしらべ、「行ってみたい」と思ったのでした。夫も、「中華粥が食べたい」ということで、決定。

 

手前のお盆が私の「揚げパン定食(揚げパン、温かい豆乳、白砂糖、漬物)」、奥が夫の中華粥とおかず色々。

 私が揚げパンを頼んだのには訳があって、前日調べた口コミで「食べ方」を知り、是非やってみたいと思ったからでした。その食べ方とは、

 豆乳に白砂糖をとうにゅう。そして、揚げパンを浸して食べる、というものでした。これ、知らなかったら絶対にやらないし、注文もしなかったと思います。

 結果は食べやすく美味しい。漬物がしょっぱいので、甘い、しょっぱい、甘い、しょっぱいの無限ループに陥ります。そして何より、本場感がある!

 「本場ってどこ?」と聞かれると困るのですが、周りに飛び交う中国語の効果もあって、大陸(又は台湾とか)を旅して、現地の食堂にいる気分。楽しいなあ、お得だなあ、日本にいながらにして海外旅行気分。こんな朝食にありつけるなんて、ネットの口コミで知ったればこそ、「知は力なり」だ!

 そう言えば、この言葉って、フランスの哲学者、フランシス・ベーコンじゃなかった?ベーコンといえば洋風の朝食にはつきものよね、さすが!

 というわけで、凄く無理矢理のオチをつけた感じですが、長くなりましたので、二つ目は明日にしたいと思います。明日も宜しくお願いいたします。続く。