おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

犬もネオテニー(幼形成熟)だったなんて!

  下の過去記事をちょっと訂正したいと思います。

chokoreitodaisuki.hatenablog.com

 

 記事の中で、次の様に書きました。

 子犬が成長するにつれて鼻先が伸びて「大人の犬」の顔に変化していくのに比べ、猫の丸い顔は、子猫から大人の猫になってもほとんど変化が無い。

 これでは、猫はネオテニーで、犬はそうではないと読めてしまいます。そして、そう思っていたのです。弁解させて頂きますと、『チコちゃんに叱られる』のなかで使われた説明を、そのまま文章にしたのです。が、なんと、犬も「ネオテニー」だったのです。

 9日に放送されたNHK・Eテレ『サイエンスゼロ』によりますと、「オオカミのネオテニーが犬」なのだそうです。攻撃性が低く、記憶や学習能力が高い。それらは子どもの特徴を残している、と言えるのだそうです。そして、家畜というものは、ほとんどがネオテニーの状態にあるとも言っていました。

 イヌとオオカミは共通祖先をもっています。しかし、どのようにしてイヌとオオカミに分かれたのかはまだよくわかってはいないそうです、でも、ロシアで行われたキツネを用いた実験から、恐らく、オオカミのうちでも大人しいものを人は側に置き、それが何代にもわたった結果、イヌとなったのだろうと推測されるそうです。

 番組では、人間もネオテニーであるということが紹介され、「では、人間はどのような動物のネオテニーなのですか?」という質問が出ました。それに対する専門家の先生の答えは、

 「類人(ゴリラ・オランウータン・テナガザルなど)からです。そして、類人もネオテニーが始まっているといわれています。次第に獲得してきています」ということでした。

 さらに、「キツネやオオカミは人間が大人しいものを選びましたが、人間はどのようにネオテニーになっていったのですか?」という問いには、

「自己選抜です。攻撃的な者や協力しない者は集団から排除されるのです」と、キッパリと答えておられたのが印象的でした。

 

 それってつまり、男性は代々、「大人しい」女性を選んできたってことでしょ。そして、大人しい=「幼形」ということであり、童顔や小柄であることやアニメ声や、それら「カワイイ」とされるものが、多くの男性に本能的に好まれるのは無理も無い事だったのですね。

 なるほど、大人しいカワイイ「若い女」が男性に好まれるわけです。

 そうよねえ、おばさんは、大人しくないものねえ。「綺麗なバラには棘がある」と言いますが、おばさんは綺麗じゃな・・・

 えー、これ以上書くと、あまりにトゲトゲしい内容になってしまうので、このへんにしておきたいと思います。

 最後に、お口直しに、美しいバラの写真をどうぞ。先日、バラのお庭を拝見させて頂いた折、マダムYから頂戴したものです。では。

 

↓ パステルカラーで、「カワイイ」感じにまとめました

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↓ こちらは、「大人っぽく」。シャクヤク咲きのバラです。

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