おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

閲覧注意 フジツボ画像あります

 昨日、青森県平内町に遊びに行ってきました。平内町はホタテが名産で、「ほたて広場」という直売所がありまして、その奥には海浜公園もありました。

 美しい海の写真でも撮れたらいいなあと、カメラ片手に海辺へ。でも、私の目をひいたのは、美しい海の風景では無く、潮がひいて砂の上にむき出しになった石に付着した「フジツボ」なのでした。なんでこういうものに目が行ってしまうのか、自分でも不思議です。

 「集合体恐怖症」という言葉があるのは知っています。小さなブツブツしたものが、沢山集まっている画像に恐怖や不快感を覚える、ってやつですよね。私は「恐怖症」と言うほどではありませんが、その感覚は十分理解出来ます。なので、写真は最後の方にまとめて載せますので、苦手な方は文章だけお読み下さい。

 なぜ、フジツボに写真を撮るほどの興味をひかれたのかと言いますと、直径30cm程の石一面に付着したフジツボのうち、上部のものはほとんど死んでいて、側面のものは生きていたからなのです。きっとちゃんとした理由があってそうなっているのでしょうが、フジツボにも運命の分かれ道というものがあるんだなあと、不思議な感じがしたからなのです。

 フジツボの生死がなぜ分かるのか。それはですね、写真を見ていただければ一目瞭然なのですが、見られない方の為に説明しますと、死んでいるものは空っぽで、てっぺんは「穴」の状態です。それに対して、生きているもののてっぺんは、とんがった嘴のようなものでふさがれているのです。この違いを生きているか死んでいるかの違い、とみたのは私の思い込みではあるのですが・・・。

 さて、この記事を書くにあたり、ウィキペディアで「フジツボ」を調べてみたんです。そうしましたら、なんと、平内町は「フジツボの名産地」であるということがわかったんです。

フジツボ - Wikipedia

 なので、平内町でフジツボが私のツボにはまったのは、無理も無いことだったのです。では、以下、写真です。

 

 

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 こちらのフジツボが付着した石をアップにします ↓

 

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 上部のものは、噴火して火口が出来た火山のような形状です。私はこれは「死んでいる」のだと判断しました。

 

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 こちらは手前側面の写真です。「中身」があります。生きてますよね?こんなにもクッキリと生死が分かれるとは、自然は不思議で厳しいものですね。

 ちなみに、うちの夫によりますと、「フジツボは美味い」そうです。さすが、甲殻類ですね。では。