おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

開幕!弘前桜祭り 4(他人の会話)

 私だって、書けるものなら正統派のお花見記事を書きたい。でも、私は私の興味のあることしか書けないし、第一、正統派のお花見記事って何?

 ということで、今日は、「小耳に挟んだ他人の会話at弘前桜祭り」です。

 

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「ホントに信号機は縦なんだね」

 ああ、お客さん、この辺の人じゃ無いね。きっと雪の無い地方から来なすったんだね。この辺じゃあ、まあ信号機は縦型でさぁ。なあに横型も無いことはない。でも、あれだってねぇ。LEDになってから、雪が溶けねえもんだから、横型信号機の上には雪が積もるってえのが、また新たな問題らしいですぜ。雪国暮らしってえのは、難儀なもんですぜ。

 

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「どうして、こんないい所で写真を撮っている人がいないの?」

 そりゃあ姉さん、ここはまだ外堀だもの。まず、公園の中に入って。「インスタ映え」の雨嵐だから。

 

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「お母さん、あの木、面白くない?」

 偉い!お嬢ちゃん、あなたは目の付け所がシャープだ!あなたのお母さんの反応は「そうね」と実にフラットだったけど。おばちゃんは感心したよ。将来はブロガーになれるね。どのぐらいの読者数になるかはわからないけれど・・・。

 

 この木は取り付けられたプレートによりますと、「キタコブシ」という名前でした。漢字では「北辛夷」と書くのだろうと思われます。私はこの木を見た瞬間、ダジャレではなく、「古武士」の風格があると思いましたねえ。下乗橋の反対側を入ったところに立っています。

 

さて、最後です。写真はありませんが、小耳に挟んだ会話は、

「〇△▲☆★・・・」外国語でした。若いお嬢さん達が写真を撮り合いながら、にぎやかに会話していました。私はどうしても話しかけたくて、

ベトナムの方ですか?」と思い切って聞いてみました。

「はい」

日本語で返事をしてくれました。私が彼女たちの民族衣装を指し示しながら、

「綺麗ですね」と言いますと、

「アリガトウゴザイマス」。

後はお互いにニッコリ笑って別れました。

 私が彼女達に話しかけたかったのは、彼女たちが着ているのが、ベトナムの有名な民族衣装「アオザイ」なのか確かめたかったからです。映像では見たことがありましたが、実際に間近で見るのは初めてです。聞きしに勝る、優美でセクシーな民族衣装でした。

 アオザイはフルオーダーメードで、何カ所も何カ所も採寸して、体にピッタリ合うように仕立てるので、大変高価だと聞いています。その高価なアオザイを長く着られるように、ベトナム女性は太らないよう、とても気をつかうとも聞きました。

 実際にみたアオザイは、恐ろしいほどピッタリ。胸元やウエストの辺りのみならず、腕周りまでピッタリ。どこもかしこもピッタリ。若い彼女達を見ても、凄まじいまでのピッタリさなのですから、ベトナムの中年女性は、どうやって暮らしているのでしょうか。考えるだに恐ろしい。

 

 最後に、今日のハイライトの一枚を。タイトルは、「白鳥と桜」。

 この白鳥は怪我をして渡りが出来なくなったため、通年で弘前公園にいるのです。

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 ※「ハイライト」は、大昔、父が吸っていたタバコの銘柄です。懐かしい。でも、白鳥の話題には合いませんね。すわん、ですものね。

続く。