おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

くりよりうまい十三里って、聞いたことありますか?

 「くりよりうまい十三里」の「十三里」とは、「サツマイモ」のことです。

 九里+四里=十三里というダジャレから、「栗」「より」うまいもの=十三里(サツマイモ)、とこじつけたのだそう。う~ん、栗とサツマイモ。私の軍配は「栗」に上がりますね。特に「お菓子」に関しては、サツマイモのお菓子もいいですが、栗を使ったお菓子のヴァリエーションの豊富さは圧倒的ですね。というわけで、今日のテーマは「栗」です。

 

chokoreitodaisuki.hatenablog.com

 こちらの記事で、森永エンゼルパイ「期間限定・和栗」を紹介しました。これを職場で何人かに配ったところ、大好評。特に「チョコパイ派です」と言ってたアラサーからは、「ちょっとエンゼルパイを勘違いしてました。今度からエンゼルパイ派」ですという悔い改めの言葉を聞くことが出来ました。森永さん、増産体制に入ったほうがいいですよ。私のブログから、火がつくかも。

  さて。

 青森県には「三内丸山遺跡」という、縄文時代を代表する遺跡があります。縄文時代に建っていたであろう、「掘立柱建物」という、立派なんだか、みすぼらしいんだか良く分からないネーミングの建造物も再現されています。

 縄文時代と言えば、「狩猟採集」の時代と思われていましたが、この三内丸山においては、「栗」が栽培され、重要な食物となっていたことも判明しています。この、「栗」が主食のような地位にあるというのは、どうもピンとこないというか、納得がいかない感じがしませんか。「栗」はせいぜい、おやつでしょ。

 ところが、先週の土曜日、BS日テレの「小さな村の物語イタリア」を観ていましたら、「この村では昔は栗が食事代わりで、あの建物は、以前は栗の乾燥小屋だったんですよ」というくだりがあったんです。

 そうなんだ!栗を主食のように食べるというのは、時間や地域を超えてしばしばあることなんだ!かなりビックリしました。

 

小布施旅日記 2 - おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

 栗の名産地、長野県・小布施町を訪れた「旅日記」で、息子その2は、栗が嫌いだと書きました。息子その1もあまり好きではないようです。そのせいで、ちょっと心残りな経験があるのです。

 以前、家族でイタリアに行った時のこと。季節は冬。街角で「焼き栗」を売っていました。わあ、ヨーロッパって感じ。「ねえねえ、誰か焼き栗食べたくない?」「パス」「パス」「パス」。なんと、夫にまでパスされてしまい、なんだか気勢をそがれた私まで「じゃあ、いいや」となってしまいました。結局、食べずじまい。ずうっと、心残りです。この心残りを解消するには、もう一度イタリアに行って食べるしかない。これはきっと、ローマが私に与えた宿題なのでしょう。行くしかないのです。という、「ローマの休日」ならぬ「ローマの口実」が出来たのでした。

 

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 映画「ローマの休日」で、ヘップバーンがジェラートを食べていたスペイン階段。現在は、食べ歩き禁止だそう。「焼き栗」食べながら、見ていたい。じっくりと。