ある日、テレビで
放送大学の青山昌文先生と言う方の講義を視聴したんです。
先生のご専門は美学とか...でも、
語り口といいますか、訛りといいますか,
なんというか、聞き覚えのある,気になるアクセントなんですね。
西洋芸術についての講義だったので、「芸術」っていう単語が何回も出てくる。
その度に気になる。
「ゲイジュツ(平坦)」ではなく、
「ゲイジュツ」
そう、ゲにアクセントを置いて、何回も仰る。ひょっとして・・・
調べました。
弘前高校→東大という経歴。
やっぱり津軽弁アクセントでした。
先生は1952年生まれ。
ギリシャ神話の登場人物
『ダナエ』
青山先生曰く、
「ダナエは、黄金の雨に姿を変えたゼウスの子をみごもります」
興味深くもエロチックな内容ですね。
ところがですね、青山先生は「ダナエ」って、ナにはっきりとアクセントを置いて発
音されるんです。
声に出して言ってみて下さい。
せ~の、「ダナエ」
(キングオブコメディの高橋メンバーかよ!ってツッコミたくなるでしょ?ナツイ?)
ヤン・ホッサールト 『ダナエ』
クリムト 『ダナエ』
本題はここから。このダナエのアクセントの話を知人にしたんですね。
そしたら、
「ダナエ」が正しいのかもしれないね。
って言われて、虚を突かれたんですよ。
確かに、私は「ダナエ」って言う単語を活字でしか知らない。
耳で聞いたことがない。
勝手にダナエだと思ってたんです。
私は日本語における「ダナエ」の正しいアクセントを知らないんです。
ダナエでいいの?
青山先生のダナエが正解なの?
それともダナエ?
もしかしたら平坦にダナエ?
どなたかご存じの方、教えて下さい。