おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

感想文『あるかしら書店』

あるかしら書店

 お友達が、「読んで、読んで」と貸してくれました。ヨシタケシンスケ氏の絵本です。まさか自分が絵本を読んで涙ぐむなんて。

 本が好きなあなた、本が好きだったあなたへ贈る一冊です。

 私が不覚にも涙ぐんでしまったのは、私が「本が好きだった」という過去形の人間であり、その事を残念に思う気持ちがあるからだと思います。

 ああ、そうだった。かつてあんなに仲良しだったのに。いつの間にか遠く離れてしまった友達。そんな友達に思いがけず再会して、心は懐かしさでいっぱいなのに、でももうあの頃には戻れない二人だと分かっていて。そんな思いが涙腺を刺激したのでしょう。

 あなたはどうですか?まだ読書はお好きですか?それならば「分かる〜、分かる〜」とお読みになれると思います。

 私と同じく、すっかり活字離れしてしまったあなたですか?では、少しばかりの心の痛みに耐えて、リハビリのつもりで読んでみて下さい。「また本を読もう」という気持ちになれるかも。

 そんな事って「あるかしら?」と思われたなら、是非お手にとってみて頂きたいです。ヨシタケれば、途中で読むのをやめたって全然構わないですし。無理強いはいたしませんので。では。