今週のお題「夏うた」
まず聞いて!とにかく聞いて!四の五の言わず聞いて!
いいからささ、ささ、さ、ささっと、きいてえぇ~ ♪
「夏のうた」と聞いて、もうこれしかないというレベルでイチオシの神曲だと思うのですが、聞き直して気付きました。「夏」って言及無いんですけど。季節を表す言葉は一個も出てこないんですけど。でも、夏です。熱帯夜なのです。
この歌に登場する上海は、現在の世界最先端を行く上海市ではなく、かつて「魔都」と呼ばれた(現在でもそう呼ばれるらしいでのすが)あの上海ですね。具体的に思い描くなら、『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』のオープニングに登場する華やかで雑多で混沌とした、あの上海。憧れの上海。この曲を聴くと、想像の旅に連れ出されてしまいます。
井上陽水は、作曲も作詞も歌唱も、全部が「神」なのですが、この曲の、
そのままもそ もそ も もそっとおいで~ とか、
友達さそ さそ さ さそっておいで~ とか、何?何それ?神かよ!
で、「いいからまそ まそ ま まそっとおいで~」って、「まそっとおいで」って、殿かよ!しかも、「転がるほどにまるいお月さん見に~」って、素敵なおじさまかよ!
あー、好きすぎて、言葉が過ぎてしまう。ツンをまとったデレですね。魔都・上海だけに。続く。