私は丈夫が取り柄で、頭痛なんかも滅多にないです。ごくごく、たまーに、軽い頭痛がするときがあるのですが、病気という程ではなく、気圧の変化のサインといった感じです。
今週の月曜日と火曜日の朝、珍しく、朝起き抜けに「頭痛ーい」と思いました。あの、異常に暖かかった二日間です。全国的に１２月とは思えない暖かさでしたが、北国・青森県も暖かかったです。吹く風が生暖かくて、気持ち悪いぐらいでしたよ。
ああ、私の頭の痛い原因はこれだなと思いました。気圧の大きな変化に、体がついて行けなかったんだと思います。年のせいじゃないですよ。若いときから、時々ありましたから。年のせいじゃないですよ。
年をとって感じる「頭の変化」は、記憶力の著しい低下ですね。物覚えも悪くなったし、それ以上に「忘れる」ことの著しさといったら。大事なことをスッポリ忘れてしまうことがあって、焦ってしまいます。この、標準語では「スッポリ忘れる」と表現するところを、津軽弁では「ゲロッと忘れる」と言います。
家族や友人に、「豆腐買いに行って、豆腐買うのゲロッと忘れで」と、正直に告白する、つまり、ゲロッてしまう場面がしばしばあるのです。
先日、ちょっとしたことから、孫悟空の頭の輪っかが気になって、なんという名前だったか調べたんです。緊箍児（きんこじ）でした。
その時、せっかく調べたんだから覚えよう、絶対に忘れないぞと心に誓ったんです。ところが・・・。今日、そのことを思い出して、なんだったっけ？と考えても、完全に、すっぽりと抜けてしまって、つまり、ゲロッと忘れてしまって、一文字も出てきませんでした。悲しかった・・・。
緊箍児に頭を締め付けられた孫悟空ほどではないにしろ、物忘れは頭の痛い問題です。ちょこちょこ、記憶を振りカエルことが大事かも。ゲロっと忘れないように。
↓ しかし、「いらすとや」さんは、ないものがないですね。
