私の住む弘前市には、土手町(どてまち)という昔からの商店街があるのですが、日本中の多くの商店街と同じ運命、つまり段々人通りが少なくなっています。
その土手町から一本入った細い通りに面して、レンガ造りの「弘前昇天教会」が大変情緒たっぷりに、今風に言うと、インスタ映えバッチリな感じに建っています。昔は、商店街・土手町からは、建物が邪魔をして教会の姿を眺める事が出来なかったのですが、5、6年前にその建物が解体され、空き地の向こうに、凄くいい感じに眺める事が出来たのです。
ピンボケ写真しかなくてご免なさい。でも、こんな感じで見えていたんです、って証拠はこれしか無くて。
↓ 昼間に近距離で撮ると、こんな教会です。いいでしょう。
「見えていた」と書きました。そう、「見えていた」なんですよ。今年になって、ある時気づいたら、空き地に忽然とドラッグストアが出現していたんです。教会を完全に覆い隠して。そうよね~。地権者にしたら、あんな一等地を遊ばせておくわけにはいきませんよねえ。わかるんですけど、勝手な言い分ですが、残念です。
教会自体がなくなったわけではないので、道を一本入ればいつでも見ることは可能です。でも、観光客ではないので、わざわざ教会を見に行くのではなく、土手ブラ(土手町をブラブラすること。死語でしょうね)していて、ハッと目に入るのが良かったのよね。
商店街に空き地があるのは寂しいし、お店が建てば建ったで不満を言うし、第一、土手ブラなんか滅多にしないくせに、ほんと、モンクが多くてご免なさい。教会だけに。
※一応解説しますと、monk(モンク)とは、修道士のことです。