大好きなブロガーさんがいて、その方の新着記事のお知らせがあると、わくわくしながら読んでいました。
その方、残念なことに、はてなブログを辞めちゃったみたいなんです。最近、記事の更新ないなあ、どうしたのかなあと思っていたら・・・。
その方(名前は出されたくないと思うので伏せます)は、精神病を抱えて生きることの生き辛さや、ご自身の生い立ちの特殊さを、とても丁寧に分かり易く書いてらして、私の中にあった「偏見」や「思い上がり」を指摘される思いでした。
でも、ネットは恐いですね。顔が見えないという安心を着た卑怯者の、悪意や嫉妬にまみれた言葉の暴力は情け容赦ないものです。リアルでは自衛のためにかけているブレーキをはずすと、人は人に対してどこまでも辛辣になれるものなのです。
その方は格好の餌食になってしまったようなのです。残念でなりません。
その方の目に触れることはないでしょうが、お礼を書きたいと思いました。
短い間でしたが、記事は大変興味深くまた面白く読ませて頂きました。私は、あなたの文章にいつも感心させられていました。理路整然としていながら、平易で、怒りや悔しさをたぎらせながらも、透明感のある文体で。あなたが、顔の見えない悪意にとことん嫌気がさしてしまったこと、真意の伝わらない虚しさに絶望したこと。本当に残念でなりません。あなたの文章は、読み物として優れていたのはもちろん、あなた自身にとっても、最良の薬となっていただろうと思うからです。
『別な場所で、ほのぼのとした交流のあるブログをやっていきたい』という、あなたのプロフィールを読みました。
私は勝手に思います。あなたは、いつかは「ほのぼの」に飽き足らなくなると。あなたの「目」や「耳」、そして「言葉」は、見た物、聞いた物を、外に向かってあふれ出させずにはおかないと思います。
お願いが一つあります。あなたがいつか、はてなブログに帰って来たならば、私がすぐに見つけ出せるよう、「はてなID」はそのままでいてくれたらな、と思います。では、お元気で。ありがとうございました。
おじさんみたいなおばさん仲間より