短い夏の間は、あのクールな接し方が心地よかったのに、今朝は、ハッとするほど冷たくて。
ああ、秋の訪れを実感させられたわ。もう、潮時ね。スイッチをオンするしかないのね、「暖房便座」の。
ということで、今日は秋の訪れを教えてくれた「便座」について、ツラツラ書いてみたいと思います。
暑がりで寒がりという、一言で言えば「おばさん体質」で、さらにおばさん体型でもある私は、夏は便座の電源は切ります。暑い夏の日、ひんやりとした便座は一服の清涼剤のように、私を癒やしてくれるのです。
ところが、息子からは大ひんしゅく。「便座、冷たいの、嫌なんだけど」「ああ、ごめん、ごめん」。息子が帰省中は暖かく彼を迎え入れ、息子が去った後は、再び電源を切るのです。私と息子のこの差って、何なんですかね。友人達とは「お尻の肉付きの差ではないか」ということで、見解が一致しているのですが。
写真は6月に訪れた長野県・小布施町のホテルのバスルーム。洒落たつくりでした。
トイレも最新のタイプで、蓋が自動的に開いて、閉じて。それを見て、以前テレビでみた、外国の方のコメントを思い出しました。その方は、友達に教えたい日本での体験として、
「おい、日本ではトイレの蓋までお辞儀するんだぜ!」って答えてました(笑)
何年か前の『サラリーマン川柳』の優秀作品に、
このオレに暖かいのは便座だけ
というのがありました。
息子よ、実家には暖かい便座とぬるい母がいるよ。時々は思い出してね。ちなみに、息子はフタリ居ります。便座だけに・・・。