おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

大観の「無我」にムカムカ

横山大観出世作『無我』 明治30年 

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「無我の境地を子供の姿で表現した発想の型破りさ」みたいなことを

NHKEテレの「日曜美術館」で言ってました。

 

私はイライラする。

この子供を見てると、いらいら、ムカムカ。

生理的にイヤってやつ。

色彩はスゴく好き。渋くて上品で、よく見ると、ブルーが華やかで。

 

何がイヤかというと、子供のフォルム

首、肩、胸元、右手。

特に首。子供の首筋じゃないでしょう。

じじいだよ、その首。

右手もバランスが変すぎる。

 

(100年振りに発見!ってテレビで紹介されてた

白衣観音も、体のバランスとポーズが変で、

学芸員のお姉さん(おきれいですが、どこか高橋一生)が,

「シェーのポーズと仰る方も」って言ってましたっけ)

是非、画像探して見てみて下さい。

 

大観にとっては「自分の発想を形にする」ことが目的だったのでしょうけど。

私は受け入れられない。じじいの首に子供の顔って、妖怪じゃん

 

無我じゃなくって、ムカムカ。

この気持ち悪さを

ひっくり返すには

「ガム」でも噛めばいいかしらね。