おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

大豆、礼賛

大豆って素晴らしい。

例えばこんな光景。

「いただきま~す」、一等最初に冷や奴にお醤油をかけ、でも、まずは油揚げの味噌汁を一口。

ほら、お豆腐・お醤油・油揚げ・味噌。

ぜ~んぶ、大豆から出来ています。

ご飯の前には「ビール!」っていう人なら、これからの季節、つまみは枝豆に決まりでしょう。

(もしかして、若い人の中には知らなかった人もいるかも。)「枝豆」って、「大豆」の若いものなんですよ。

 

これがホントの豆知識、な。

 

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見知らぬ山羊と見知らぬ畑  青森県むつ市にて

 

昔、職場の上司・N氏(故人)が定年退職なさる際、「これからは何を」とお聞きして、次のような会話になりました。

N氏「親から譲られた畑があってさ、百姓になる。枝豆つくろうと思ってる」

私 「百姓は大豆をつくると思います。枝豆をつくってるうちはアマチュアですね」

N氏「そうか、枝豆はアマチュアか。百姓になるのも大変だな」

そうおっしゃって、カラカラと笑われたのが印象深いです。

私が冗談交じりに生意気なことを言っているときも、いつも笑って受け止めて下さる方でした。

 

後日、お会いする機会がありました。

私 「百姓になれましたか?」

N氏「定年退職した部下どもが、畑、手伝いますって来て、オレ、やることないんだよ」

私 「小作に任せてるんですね」

N氏「そうなんだよ、地主なんだよ。百姓になるのも大変だな」

人徳ってこういうことなんでしょうね。

 

大豆のことを書くつもりが、思わぬ思い出話につながりました。

 

やっぱり大豆って素晴らしい。

だいずな事なので、二回書きましたよ。