おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

⑤弥生いこいの広場

 ずいぶん間が開いてしまいましたが、何事もなかったかのようにシリーズ⑤です。

 

 「弥生いこいの広場」を訪れて思ったのは、「鳥の展示が充実している」ということです。姿形の美しい鳥、鳴き声を楽しむ鳥、いろいろな楽しみ方ができると思いますので、鳥好きの方は是非行ってみて下さい。

 

 そんな展示の中でも、一番最初に目を惹かれるのは大きなケージの中をゆうゆうと歩く、つがいのクジャクの姿です。こちらのクジャク、二羽そろって純白なんですよ。

 

  「わー、白いクジャク珍しい!」

 はじめは珍しさに胸躍ります。ところが、長い時間見ていると、

 「やっぱりクジャクは、あの豪華な玉虫色の目玉模様があってこそのクジャクよね」

 と、真っ白なクジャクに物足りなさを感じてきたりします。私の心もこちらのクジャクのように変異するのです。

 

 

 真っ白な衣装で連れ立って歩く二羽のクジャクは、まるで結婚式の新郎新婦のようです。ただし、豪華な長~い裾のドレスをまとうのは雄、あっさりとした衣装が雌です。人間とは逆ですね。

 

 「結婚式のようだ」

 そう思ってケージの中を眺めれば、周りを飛び交ったり止まり木に並んだりしている鳩たちは、まるで結婚式の招待客のよう。なかでも、写真の変わった姿の鳩は、貴族的ゴージャスさで、招待客の中でも「主賓」といったオーラがあります。

 

 

 帰宅してから調べたところ、この鳩は「ジャコビン」という種類だという事が判明しました。

 「ジャコビン!」

 ピンとくるものがありました。調べました。そして、私的になかなか面白い発見がありました。「弥生いこいの広場」シリーズは今日でやっと完結なのですが、明日はここから派生した、ジャコビン鳩について書きたいと思います。よろしくお付き合いください。

 

 それにしても、④を書いてからずいぶんたつのにしつこく「弥生いこいの広場」を書くなんてと、不思議に思われた方もいらっしゃるかもしれません。理由は二つありまして、一つはシリーズの最後、つまり「トリ」はやっぱり美しいクジャクの写真で飾りたいと思っていたのです。

 もう一つは、ブログはダラダラ怠けたりせず、ちゃんと見通し、つまりピジョンを持って書きたいものだと、反省の思いを込めてのお話を書いた次第なのです。では。