おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

①千住真理子とその母

 7月1日に偶然みたテレビ番組があまりにも印象が強かった。

 『プラチナファミリー』という番組で、この日は3時間スペシャル「奇跡の芸術3兄弟」、日本画家・千住博、作曲家・千住明、そしてバイオリニスト・千住真理子の三兄弟の特集でした。私が見始めたのはちょうど真理子さんのパートからでした。

 12歳でプロデビューした真理子さん。デビュー50周年を迎え、その生活はすべてバイオリンのため、バイオリンに捧げる毎日なのです。

 真理子さんの愛器「デュランティ」は、ストラディバリウスの中でも最高傑作の一つといわれるもの。2002年、その名器を手に入れてから、彼女の生活はすべて「この楽器のため。この楽器に相応しく」という思いに貫かれているのでした。

・住居であるマンションはバイオリンのための特別仕様。バイオリンの部屋は防音、調湿は当然。何があってもデュランティを守るための補強工事が行われており、例えマンションが潰れても、その部屋は箱として残るとか

・当初、デュランティに気力や体力が負けてしまった。そこで体に力をつけようと毎朝飲んでいるのが、生玉子。器に割って3個一気飲み。見ているだけでウワーって感じ。しかもその生玉子一気飲みは、映画『ロッキー』を観て思いついたのだそう。かなり変わったお方と思いました、真理子さん

・常に移動は駆け足。家の中でさえ。理由は少しでも時間を浮かせて、その時間をバイオリンの練習にあてたいから。番組中で「何でいつも走るんですか?」と尋ねられ、「逆に、歩く意味が分からない」と答えていました。相当変、真理子さん。

・バイオリンを抱えて走って加圧トレーニングに向う真理子さん。加圧マシンに乗って演奏します。理由は、バイオリンに必要な筋肉だけを効率良く鍛えるため。

・外食は、待ち時間の無いお店で。理由は、もうお分かりですよね。

・コンサート直前には毎回、ハチミツをラッパ飲み。バイオリニストなのに。

 とにかく、全てがバイオリンのため、生活どころか己の肉体までもバイオリンのためのもの、それが千住真理子という人でした。続く。