今週のお題「ドラマ」
NHKの大河ドラマ『べらぼう』が面白くて、毎週日曜夜8時、テレビの前に「8時だよ、一人集合!」しています。
色々面白い点の多いドラマなのですが、中でも放送回ごとのサブタイトルが秀逸で、毎回の楽しみになっています。
いくつかご紹介したいと思います。私の勝手な解釈と趣味です。ご了承下さい。
第一回「ありがたやまの寒がらす」
主人公・蔦重のお得意のセリフがそのままサブタイトルに。言葉遊び好きな江戸っ子が、「ありがたやまの」の七文字に五文字の「寒がらす」を無理やりくっつけて語呂を良くしたのだろうと察しはつくものの、何故「ありがたやま」?しばらく頭を悩ませましたが、ハッとひらめきました。
「ありがたや〜」の「や」にくっつけるなら「ま」、そういうことか。江戸っ子、単純なところが威勢の良さにつながる面白さがあります。
第三回「千客万来『一目千本』」
『一目千本』は蔦重が作った吉原のガイドブックのタイトルです。「千」「万」「一」「千」と、数字を並べたお遊びがちょっと粋じゃないですか。
第五回「蔦に唐丸因果の蔓」
行方不明になってしまった謎多き少年・唐丸。天才絵師の片鱗をのぞかせていましたね。再登場ではどんな役どころかな?楽しみです。
蔦・絡まる・蔓、縁語ってやつでしたっけ?高校の古典で習った気がします。違っていたらゴメンナサイ。つたない筆を許して。
第六回「鱗剥がれた『節用集』」
『節用集』は鱗形屋(うろこがたや)が販売していた海賊版辞書のタイトルです。悪事が露見したことを「鱗剥がれた」と表現しています。なかなかオシャレです。
と、こ〜んな感じで、サブタイトルを並べただけでもお江戸・江戸っ子の生き生きとした様子が浮かんでくるのです。
それから、小芝風花さん演じる花魁・瀬川も凄くいいの。そして、なんとなく悪役のイメージの強い田沼意次ですが、今作では渡辺謙さんが演じています。この先、どんな風にストーリーは膨らんでいくのか。登場人物たちと蔦重の運命はどんな風に絡まり転がっていくのか、今後の展開が楽しみです。
秋の蔦のように、後半になるに従って、真っ赤に燃えるような物語となるよう期待したいと思います。では。