おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

新函館北斗駅で出会った困った「ゆるキャラ」

 どこの自治体にもだいたい「ゆるキャラ」と呼ばれる可愛らしいマスコットがいますよね。私の住む弘前市には『たか丸くん』という、頭に天守閣を乗せた鷹のキャラクターがいます。可愛いでしょう?

 

ご当地キャラクター 音がピッピと鳴るよマスコット(たか丸くん) 青森県(弘前市) 

 

 そうなんですよね。普通「ゆるキャラ」って、「可愛い」を狙うものでしょう?そこをあえて「気持ち悪い」を狙うなんて。考えられます?

 頭いいの?あざといの?

 で、成功したの?

 せっかくの友人達との旅行なのに、ある「ゆるキャラ」との出会いにより、私の頭は「?」マークで占められ、しばし心ここにあらずの状態になってしまったのでした。

 

 では、皆さんにご紹介したいと思います。北斗市の公式キャラクター、ずーしーほっきーです。

 

 「ずーしーほっきー」とは、「ホッキ貝のお寿司」を意味するネーミングだそうです。北斗市特産のホッキ貝とお米「ふっくりんこ」をモチーフとしたそうです。

 シルエットだけでもなかなかの不気味さだと思うのですが、お尻?尻尾?がチョロッと赤いのもまた、イヤな感じを醸し出します。それがホッキ貝の特徴ではありますがね・・・。

 では、立体でお見せしましょう。↓

 

 頭には赤トンボをとまらせ、あどけない表情を浮かべるずーしーほっきーですが、素直に可愛いと思えないのは、「お腹」のせいでしょうか。お米は「ふっくりんこ」と、大変可愛い名前なのですがね。

 

 少し離れたところにも、もう一体ありました。明かりがついて、光るずーしーほっきーとなっていました。なぜ?なぜ光らせたの?

 

 

 お顔のアップもご覧下さい。↓

 

 

 ねえ、もうお腹いっぱいでしょう?もう充分、ずーしーほっきーの負の魅力は味わい尽くしたとお思いでしょう?でもね、トドメとも言うべき不気味な魅力がずーしーほっきーにはあるんですよ。

 

 

 ずーしーほっきーはね、四つん這いで移動するんですよ。その歩く様に擬態語をつけるとしたら、「ザザザザ~」でしょうか?

 イヤだー、私、這って移動するものイヤー!

 

 と、書いていて思ったのですが、私、まんまと北斗市の思惑にはまってますよね。普通の可愛いゆるキャラだったら、こんな風にブログネタになりませんもの。「ずーしーほっきー」の名前も姿も、きっと忘れることはないと思います。妙に心に残ってしまうのです。そう考えると、「気持ち悪い」を狙う作戦、いいかも知れません。あっ、そう言えば、

 

 

大阪万博 EXPO2025 ミャクミャク 木製ピンバッジ

 

 大阪関西万博公式キャラクターの「ミャクミャク」も、その系統かも。意外と、ニッチな魅力「気持ち悪い」のDNAは、ミャクミャクと受け継がれていくのかも知れませんね。続く。