おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

Youtubeでさ、結構みんな同じのみてる

 Youtubeで出てくるお勧め動画を、ついつい見てしまうってありますよね。私は芸達者な子供に弱いところがあって、「この子凄そう」って思うとやっぱり見てしまうのです。

 

 この女の子の動画は不思議な中毒性があって、思い出したように何回も見てしまうのです。自分でもマニアックな趣味だなと思いつつ・・・。

 


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 この女の子の凄いところは、それこそ頭のてっぺんからつま先まで、完全に神経が行き渡っているところです。顔の表情は勿論、手の表情、お辞儀の仕方、一切隙の無い身のこなし。

 「可愛いは作れる」というCMコピーがありましたが、この子は全身全霊で「可愛い」を作っています。ちょっと古いタイプ(日本人的には)ではありますが。ただ、そのあまりの完璧さがどこか不気味と言いますか、恐ろしいといいますか、見ていて変な気分になってくるのです。

 「この子、本当に子供なのかな?実際はおばさんで、子供に見えるおばさんなんじゃないかな?」そんな風な気がしてくるのです。

 

 昨日のことです。何気なく開いたYoutubeで、見覚えがあるけど待てよ、ちょっと違うぞ!というサムネイルが目に飛び込んできました。見てしまいました。こちらです。

 


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 キンタロー。凄いなあ、目の付け所が流石だなあ。と言うか、この女の子の動画ってそんなに有名だったの?キンタロー。のものまねタイトルは『お隣の国の天才子供歌手』となっていますが・・・。

 内容が同じ別の動画に「元ネタが私しか知らないと思ってたけど有名過ぎてて」というコメントがありましたが、同感です。全然マニアックじゃなかったです。みんな結構同じ動画を見てるんですね。

 そして、もう一つ分かったのは、当たり前ですが、この子は正真正銘の子供だと言うことです(笑)。キンタロー。がどう頑張っても子供には見えませんもの。おばさんが子供になりきるのは無理ですよね(笑)、チョウセンしても無駄って事です。

 きっとこの子は将来、「文化の発展に寄与した功績」で国家からマンションをプレゼントされ、指導者から手を取られて嬉しそうに間取りを見て回るのだろうな、そんな空想が鮮やかな映像を伴って脳内を駆け巡りました。(ほら、何のことかすぐ分かったでしょう?テレビもみんな同じのみてるねえ)

 

 ところが、そんな事を思いながら二つ目の動画に寄せられたコメントを読んでいて知りました。

 この少女はトップ子役であったらしいのですが、家族で脱北したのだそうです。今はどうしているのでしょうか。どこで暮らしているのでしょうか。たぐいまれな才能を存分に生かせるような、そういう環境で生活出来ていることを祈りたいと思います。では。