去る日曜日、知人の田んぼに稲刈りのお手伝いに行きました。
爽やかな秋空の下、労働に流す汗のなんと清々しいことか。
そして、休憩時間に頂くお茶・お菓子の美味しいこと、美味しいこと。時まさに食欲の秋ですな。
その休憩時間には実に様々な話題が飛び交い、こうしてブログネタもゲット出来たので、別な意味でも「美味しい時間」となったのでした。
では、その時の話題の一端にお付き合い下さい。
①私と、知人の親戚のAさん(私より10歳ぐらい年上かな?)との会話
私 「友人との会話も、年とともに中身が変わりますよね。美容なんかでも、若いときはニキビの悩みとかだったのが、シミとかシワになって」
Aさん「その次、イボね」
私 「笑。そうそう。髪も、髪型とかじゃなくて、白髪染めとかね」
Aさん「私の友達の間では育毛剤とか、カツラ買ったとかなんですよ」
私 「わかりますぅ。それから、家族の悩みですね。若い頃は子育て。それから介護になって。あと、旦那と二人でどうしようとか」
Aさん「この前は墓じまいの話になったよ。跡継ぎがいない人が話を出したんだけど、みんな人ごとじゃ無いから・・・」
私 「そうなんですよねぇ」
大変勉強になりました。年長者とのお話は考えさせられる事が多いですね。
②お手伝いに来ていたある方が披露した、笑い話
私の友人で、お年寄りにすご~く親切な人がいるの。
あるとき、大きな荷物を持っていたお婆さんに声をかけて、途中までその荷物を持ってあげたんですって。そしたら、別れ際にお婆さんがティッシュペーパーで包んだものを握らせてきて、
「これでお茶でも」って。
「イヤイヤ困ります」「どうぞ遠慮なさらず、お茶でも」
結局断り切れなくて受け取って、お婆さんと別れたあと包みを開いたら、
ティーバッグが入ってたんだって。
おしまい。
その場でも大笑いしたのですが、「これでお茶でも」、そうよね、ティーバッグだものね。時間がたっても思い出してはニヤニヤしてしまいます。
さらに、このお話の凄いところは、自分の手の中に、まざまざとあの触感が感じられるところです。お札を8分の1に折りたたんだあの大きさ、あの四角い感じ、そしてなんと言っても、あの、弱いバネのような弾性。それらとティーバッグとの類似性。誰だって、「これはお札だ」と思いますって。
ああ、時まさに実りの秋。本当に実り多い一日となったのでした。では。