おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

実り多い秋

 去る日曜日、知人の田んぼに稲刈りのお手伝いに行きました。

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この写真は先に稲刈りの済んだ、他所の田んぼなのです。

 爽やかな秋空の下、労働に流す汗のなんと清々しいことか。

 そして、休憩時間に頂くお茶・お菓子の美味しいこと、美味しいこと。時まさに食欲の秋ですな。

 その休憩時間には実に様々な話題が飛び交い、こうしてブログネタもゲット出来たので、別な意味でも「美味しい時間」となったのでした。

 では、その時の話題の一端にお付き合い下さい。

 

①私と、知人の親戚のAさん(私より10歳ぐらい年上かな?)との会話

 

 私 「友人との会話も、年とともに中身が変わりますよね。美容なんかでも、若いときはニキビの悩みとかだったのが、シミとかシワになって」

 Aさん「その次、イボね」

 私 「笑。そうそう。髪も、髪型とかじゃなくて、白髪染めとかね」

 Aさん「私の友達の間では育毛剤とか、カツラ買ったとかなんですよ」

 私 「わかりますぅ。それから、家族の悩みですね。若い頃は子育て。それから介護になって。あと、旦那と二人でどうしようとか」

 Aさん「この前は墓じまいの話になったよ。跡継ぎがいない人が話を出したんだけど、みんな人ごとじゃ無いから・・・」

 私 「そうなんですよねぇ」

 

 大変勉強になりました。年長者とのお話は考えさせられる事が多いですね。

 

②お手伝いに来ていたある方が披露した、笑い話 

 

 私の友人で、お年寄りにすご~く親切な人がいるの。

 あるとき、大きな荷物を持っていたお婆さんに声をかけて、途中までその荷物を持ってあげたんですって。そしたら、別れ際にお婆さんがティッシュペーパーで包んだものを握らせてきて、

 「これでお茶でも」って。

 「イヤイヤ困ります」「どうぞ遠慮なさらず、お茶でも」

 結局断り切れなくて受け取って、お婆さんと別れたあと包みを開いたら、

 

 

 ティーバッグが入ってたんだって。

 おしまい。

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 その場でも大笑いしたのですが、「これでお茶でも」、そうよね、ティーバッグだものね。時間がたっても思い出してはニヤニヤしてしまいます。

 さらに、このお話の凄いところは、自分の手の中に、まざまざとあの触感が感じられるところです。お札を8分の1に折りたたんだあの大きさ、あの四角い感じ、そしてなんと言っても、あの、弱いバネのような弾性。それらとティーバッグとの類似性。誰だって、「これはお札だ」と思いますって。

 

 ああ、時まさに実りの秋。本当に実り多い一日となったのでした。では。