おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

①「デキるばあさん」をめざして

 今更感満載の事を書きます。

 イツメン(いつものメンバー。私を含め四人。麻雀を覚えようと約束した仲)が全員、ガラケーを卒業してスマホ持ちになりました。早速「グループライン」を開始したところ、分かってはいたことですが非常に便利。メンバー全員に一度で伝わるので、顔を合わせてお喋りしているかのようです。ただし入力に時間がかかるので、いつもより口数少なく、タイムラグ有りのお喋りですが。

 全員が退職して麻雀を覚えたあかつきには、「麻雀しよう。いつ、どこで、おやつはどうする?」と言った打ち合わせも超簡単に済み、しょっちゅう集まっては「打つ」ということになるかもしれません。

 さて。

 今「打つ」と言えば、なんと言っても「新型コロナワクチン」ですが、あちらこちらで不具合が起きているようです。その中でも「高齢者はネット予約が出来ない」というニュースに触れ、「明日は我が身」と震撼しているのです。

 ニュースでも、「孫がやってくれて」とインタビューに答えている高齢者がいましたが、確かに回りを見ても、「若い人」と一緒に暮らしている人は、年配者の仲ではITに強いような気がします。それは多分、「口で」教えてもらえるからではないかと思っています。

 例えば、最近はちょっと買い物に行っても、「セルフレジ」というものがすまし顔で待ち構えていたりします。そして、私達おばさん・おじさんの前には、次の様なハードルが立ちはだかる事になるのです。

 

 ①「やったことない。出来るだろうか」という不安感

 ②説明を読もうとするも、「文字」がよく見えない

 ③「文字」が読めても、内容が理解できない

 ④理解できたつもりが間違っていて、ヘンな隙間にお札を入れたり

 ⑤お店の方がやって来て丁寧に教えて下さる。そしてそれが申し訳なくいたたまれない

 

 結論として、「やっぱり有人レジで」となるわけです。こんな時、子供や孫が一緒だったら事態は実にあっけなく進行していきます。

 

 「こうやって、こうやって。あと、ここにお金入れて。適当に入れてもお釣りで返ってくるから」

 「前にも使ったことあるの?」

 「ううん。でも何となくで分かるじゃん」

 「はあ」

 

 ここで大事なのは、こうして一回でも一緒にやりながら口で教えて貰えると、次回のハードルがぐっと下がるという点です。

 確かに一回では完璧には覚えられず、間違ったりもするのですが、「やってみよう」と言う気になり、そして何回かトライするうちに「なんだ、簡単じゃん」という域に到達出来たりするのです。

 実際一度息子に教えて貰った私は、イトーヨーカドー食品売り場に行きますと、有人レジの長い列を横目に、ゆうゆうと空いているセルフレジに向かうという「余裕のおばさま」なのです。

 

 何事も、「出来ない」とか「誰かにやって貰う」ではなく、機会があればどんどん機械にチャレンジして出来ることを増やすことの大事さ。頭では分かっていてもつい面倒で、「いいや」と諦めがちになっていたのがこの頃の私です。でも、今回の「ワクチン騒動」を見て、このまま年をとっていってはいけないと思いました。

 自分が不利益を被ることになるというのは勿論あります。加えて考えなければならないのは、出来るだけ「社会の負荷」にならないよう、私達年配者も頑張らなければという事です。

 これからの超少子高齢社会では、若い人は本当に大変です。私達もやがて「後期高齢者」になるわけですが、若い人におんぶに抱っこではなく、せめて杖をつきながらも、出来るだけ自分の足で歩きたいと思うのです。それは肉体的な事は勿論ですが、この激しい世の中の変化に、周回遅れでもついて行きたいということでもあります。そのためには、せめて「ついて行きたい」という気持ちを失わないよう頑張らねば、それが「デキるばあさん」への道かなと考えさせられるこの頃です。「ワクチン接種」のニュースをみて、カンフル剤を打たれたような、そんな気分になったのです。続く。