おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

うさぎと山の数え方

 16日の拙ブログに「うさぎ」と「山をかける」話を書いたのですが、その後偶然、「うさぎ」と「山」にまつわるエピソードに出会ったので紹介したいと思います。

 

 17日の夜、NHKの『ダーウィンが来た!』という番組はエゾユキウサギの特集でした。エゾユキウサギの走る(跳ぶ)スピードは日本の哺乳類最速と言われ、時速80㎞にも達するそうです。その速さの秘密は、ジャンプしたあとに着地する後ろ足は、前足よりも前方だということにあるのだそうです。なので、 ・・: と足跡が並んでいる場合、進行方向は右ということになります。

 数日のうちに、うさぎの足跡にめちゃくちゃ詳しくなった私です。ブログに知識の足跡を残せている感じです(自慢)。

 

 さて、山の方ですが、「16日、ネパール登山隊がK2冬季初登頂」というニュースがありました。

 「K2」が山の名前であり世界第二位の標高であることは知っていましたが、なぜちゃんとした名前ではなく、「K2」なのか。ぼんやりと疑問に思い続けていました。この機会にと思い調べたところ、非常な奥地にあって現地の人にもほとんど知られていなかったためということでした。他の山が調査後に新しい名前や現地の名前が改めて付けられる中、「K2」は、調査時につけられた「カラコロム山脈測量番号2号 Karakoram No.2」を意味する「K2」のままだった、と言うことが分かりました。

 そして、調べる過程でもう一つ大きな収穫があったのですが、それは、山の数え方のうち、標高の非常に高い山は、「一座、ニ座・・・」と数えられると言うことです。なぜか。それは、そのような山は「神の座るところ」だからなのです。もの凄い納得感がありました。

 

 数え方の単位と言えば、うさぎは哺乳類なのに「一羽、二羽・・・」と数えるというのは有名ですね。いわれは諸説あるようですが、四つ足を食べることを禁じられていたため鳥と偽って食べた、というのが有力なようです。私は個人的には、「「鵜(う)」と「サギ」という鳥の名がついているからというのが、ダジャレっぽくて好きですね。

 そして、山の数え方に関連して新しく知った、あるものの数え方が非常に面白いと思いました。それもやはり「一座、二座」と数えるのですが、何だと思いますか?答えは「入道雲」。まるで山のような姿だということなのでしょう。面白さがムクムクと胸に湧き上がりました。

 の数え方なのに、面白い物にくも無く出会える、やっぱり日本語って面白いなあ。改めて思いました。では。