ウオーキングをして、ぐっすり朝まで眠れるようになりたい!そう思った私なのですが、加えて、運動で足腰を鍛えなければならない!そういう思いも強くしたのです。
それは、青森県の新聞『東奥日報』の、5月12日の15面に掲載された、「マメ知識」というコーナーの記事を読んだからなのです。
記事のタイトルは「和式トイレの練習」。
内容は、洋式トイレしかなじみの無い幼児を念頭に、学校や緊急避難先で困らないよう練習しておきましょう、というものでした。
大変丁寧な説明で、分かりやすくイラストも添えてありました。
しゃがみ方(足は肩幅に。踵をしっかり床につける。その際、膝を床につけないように)の確認に始まり、足の位置(便器の半分より少し前)を教えます。その後ズボンとパンツを膝まで下ろしてしゃがみ、用を足したらお尻を拭いて水を流すという、一連の動作を説明しています。そして最後には、「初めは紙に便器の絵を描いて練習を。慣れたら公共施設などで実際に確認を」というご丁寧な提案がありました。
私は最初、この記事に驚きを覚えました。「こんなことを新聞で教えなければならないの?」と。でも、考えてみれば幼児は勿論、その親たる若い人たちだって「和式トイレ」を知らない世代です。子供に教える前に、パパやママが予習する必要がありますものね。
そして、ハタと思ったのです。緊急時、和式トイレしか無い場合、私は「しゃがめるだろうか」と。ちょっと試してみました。リビングの床の上で。(こういう時一人暮らしっていいですよね。思い立ったらすぐ実行出来ます)。
結果は、
「つ、つらい。長時間は厳しいかも。それと、長時間しゃがんだ後、立ち上がれるのか、自分?」
どうでしょう、皆さん。皆さんは大丈夫ですか?自信ありますか?
転ばぬ先の杖。足腰は鍛えておきたいものだと、皆さんも思いましたでしょう?運動も思うように出来ない現状ではありますが、それぞれの工夫で運動不足の解消に努めましょうね。
それにしても、トイレ・トレーニングまで復習することになるとは。「人間、一生勉強だ」というフレーズは本当ですね。いつの日か、「和式トイレの使い方を説明せよ」なんて入試問題が出る日も来るかもしれません。きっとそれは、「すいせん入試」でしょうね。では。