おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

運動して、足腰を鍛えなければ(前編)

 「早朝覚醒」という言葉をご存じでしょうか。年配の読者の中には、「その言葉自体は知らなかったけど、思い当たる、あれだ!」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

 以前にも拙ブログで書いたことがあるのですが、ここ2,3年(正確にはもっと前からかもしれません)の私は、用も無いのに朝早く目が覚めるようになりました。しかも、その「早く」が尋常ではなく、3時台、4時台なのです。布団に入るのは12時過ぎなのに。私は特に持病といったものはないので、これは年をとって睡眠に関するホルモンの分泌不足のせいであり、仕方の無い事だろうと諦めていました。特に仕事を辞めてからは、「眠くなったら昼寝をすればいい」と暢気なものでした。でも、「早朝覚醒」は不快なものであり(特に冬場は布団の中でも寒くなるので)、無いに越したことはありません。

 さて、皮肉な事にと言いますか面白い事にと言いますか、無職で時間の余裕が出来、去年の5月からダイエットを主目的にウオーキング等の運動を始めたところ、「早朝覚醒」もおさまってきたのでした。普通に寝て、普通に起きることの幸せ!体を動かすって、やっぱり大切なんですね。運動嫌いの私は、この年で初めて実感しているのです。

 ところが。このコロナ禍ですよ。家の中でも運動は出来るとは言っても、もともとの運動嫌いにはハードルが高いなあ。めっきり運動不足です。そしてまた始まってしまいました、「早朝覚醒」。まだ暗いのにパチッと目が覚めて時計をみるやるせなさ。村上春樹の小説の主人公のように「やれやれ」なのです。

 そんな中、知人のりんご畑に「花摘み」のお手伝いに行きました。太陽の下、半日ちょっと働いて、そのくせいっちょ前に「疲れた~」と思ったその日。布団に入った後の寝付きも良く、そしてぐっすりと7時過ぎまで眠ったのです。

 

 外出自粛とは言っても、散歩やウオーキングなら「三密」にはあたりません。「三密」どころか、弘前のような地方都市では、場所・時間帯を選べば誰とも会わずに(つまりマスクをつけずに)歩くことも可能です。

 新型コロナウイルスの暗いニュースで、なんだか心が「自粛」を越えて「萎縮」していた私なのですが、こんなことではいけない!まずは「良い睡眠リズムを取り戻す」を目標に、ウオーキングに励もうと思います。

 春真っ盛りの5月なのですから。

 

 下は昨日のウオーキングで撮影した、よそのお庭です。庭には色とりどりの花。ウオーキングにはこんな楽しみもあるのです。続く。

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