先日福島市を訪れた際、故あって「阿武隈急行線(通称・あぶきゅう)」に乗りました。窓の外を流れる景色をぼーっと眺めていたら、
「次は、たかこ~」というアナウンスで、危なく
「は~い」と返事するところでした。名前がtakakoなうえに、亡き母に「名前を呼ばれたら返事!」と厳しく叩き込まれているものですから。
たかこ駅は漢字では「高子駅」と書き、私の字とは異なるのですが、自分の名前と同名の駅があるとは、ビックリです。
昔、歌人の俵万智氏の本で、「引っ越した町の最寄り駅が田原町で、私は学校で一躍有名人になった」というような一文を読んだことがあります。もしも私がこのあたりに住んだなら、格好のネタになっただろうなと想像しました。
家に帰り、なんとなく「高子駅」が気になったので、Wikipediaで調べて見ました。なんでも、高子地区には高子沼という沼があり、そのあたりは昔金山だったという言い伝えがあるのだそうです。
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上の記事にも書きましたが、私は「金」(きんと読んで下さい)が大好き。ひょっとしたら、「たかこ」という名前は「金」にご縁があるのかも。期待したいと思います。
ただし、「沼」ときて「金」とくれば、連想するのはコレですね。
↓ 「あなたの斧はどっち?」
欲に駆られて全てが水泡、つまり「あぶきゅ」に帰す、なんてことがないよう、気を付けたいと思います。「あぶきゅう」だけに。
その第三セクター「阿武隈急行」ですが、沿線の全ての駅にキャッチフレーズをつけていました。「ももの里」とか、「いちごとくだものの里」とか。
ちなみに、「高子駅」のキャッチフレーズは、「伊達氏発祥の地」だって。では。