おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

福島に行って来た 2

 急な用事で福島市に行って来たのですが、行く前にタイヤは交換済み。後顧の憂い無く出発したのでした。そう、弘前はすっかり冬。平地にも雪が降ったのでした・・・。

 

 ↓ な、なんと言うことでしょう!?

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 福島市にある信夫山公園の一角。は、花が咲いてる!さ、山茶花ってやつ?伝説の?

と言うことで、南の地方の方には珍しくもなんともないことを、本州最北の県・青森県人の目線でレポートしたいと思います。

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 竹・竹・竹。しかも、竹林と紅葉。テンション、マックス~。

 竹林って、自然の状態では青森県にはないんですよ~。なので、竹林を見るだけで「旅気分」アガリます。

 いつも竹林を見ると嬉しさに舞い上がってしまい、ボーっと上ばかりをみながら歩いてしまうのですが、今回、下り坂のすぐ脇に竹があり、まじまじと根元を見たんですね。

 ↓ あれだ~!あの、タケノコの水煮の根元の方にあるツブツブの正体に違いない。

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 信じられないかも知れませんが、竹の根を始めて見ました。こんなにビッシリと生える物なんですね。細く、それでいてすっくりと背高く伸びる竹が、強風に負けず立っていられるのは、この根があってこそなんでしょうね。

 

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 ドングリって、なんて言う木の「実」なのかな?

 あまりに身近すぎて考えたこともなかったのです。何種類かの樹木の「実」を総称しているんだろうな、ぐらいには思ってはいましたが。写真の木には「シラカシ」という名札がつけてありました。漢字では白樫でしょうか?このドングリは、シラカシのドングリだということが判明しました。

 でも、私がこの写真を撮ろうと思ったのは名前が分かったからではありません。「木になっているドングリを始めて見た!」からなのです。もちろん、青森県にだってドングリはあります。山はもちろん、公園や学校の校庭や、あちらこちらにいっぱい落ちてます。そう、落ちて来るんですよ、ドングリは。どこからともなく。

 takakoさん、58歳にして、初めて木になったままのドングリを見たのでした。いくつになっても、身近な初めて、ってあるものです。

 

 次の写真は、女郎蜘蛛です。苦手な方はお気をつけて。

 女郎蜘蛛は青森県でもみます。何に驚いたかと言いますと、その大きさです。いや~、福島の女郎蜘蛛、でかいわ~。一枚目は蜘蛛の巣に引っかかった枯れ葉も一緒に写しましたので、大きさの参考になさって下さい。

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 アシの長さまで体長に含めるなら、8㎝はありましたね。こんなのに家の中で遭遇したらパニック間違いなし。カメムシごときでキャーキャー言ってるのがばからしくなります。でも、離れた位置で観察するぶんには、精緻だわ~、格好いいわ~、エロティックだわ~。谷崎潤一郎の『刺青』の世界ですね。

 私は蜘蛛は恐いんですけど、飛ばないのがいいですよね。いきなりこちらに来る恐れがないので、心に余裕を持って観察できたのでした。

 

 以上、福島市・信夫山公園で見つけた、「青森県人の驚きレポート」でした。そろそろ、新幹線の時間です。さようなら、福島。

 さて、福島からの新幹線は『やまびこ』号だったのですが、すぐ次の停車駅・仙台で『はやぶさ』号に乗り換えます。改めて切符を確認すると、なんと私の指定席は1号車だったのです。

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 1号車は座席数が少ないので、なかなか乗れないと思うんですよね(多分)。初めての1号車のような気がします。本当にいくつになっても、身近な初めて、ってあるものです。

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 この写真は私が乗った『はやぶさ』ではないのですが、先頭車両に乗った記念に撮りました。

 私は特に「鉄道オタク」というワケではないのですが、新幹線が凄い速度でホームに入ってきて(突入という感じです)、停止位置にピタッと止まる様子など、何回見ても感動的です。

 観光旅行ではなかった今回の福島行きでしたが、やっぱり旅にはいろいろな発見や感動がありますね。今度はゆっくりジックリと、福島を訪ねてみたいと思います。お気に入りのボーダーのセーターなんか着て。だってほら、服、縞、ですからね。では。