おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

なんと言っても、ローマです

 はてなブログ今週のお題」は、『住みたい街』です。

 お題を見た瞬間思い浮かんだのが、映画・ローマの休日オードリー・ヘップバーンの有名な台詞、

 なんと言っても、ローマです。

 歴訪した都市の中で一番思い出に残る場所は?と聞かれた王女様(オードリー・ヘップバーン)。初めはマニュアル通りに分け隔て無い答えをしようとするのですが、溢れる思いをこらえきれず、「ローマです」と答えてしまうのです。

 

chokoreitodaisuki.hatenablog.com

 

 二年前にイタリア旅行をしました。私は「調べ物」は好きな方なので、旅行の前にはガイドブック等で行き先の名所旧跡や歴史等を調べて、あらかじめ見たい場所や行きたい所を決めておくことが多いです。ところが、ローマに限ってはそういう気持ちになれませんでした。なぜなら、あまりにも見所だらけで優先順位がつけられず、しまいには調べることに倦んでしまって、ローマのことはローマで考えようという気持ちになったのでした。

 同じツアーに参加していた方に、「パンテオンは絶対に行った方がいい」とすすめられ、フリータイムの一日は、「パンテオン」を目指して始まりました。その後、いくつか予定の教会をまわり順調だったのもつかの間、道が分からなくなりました。その時、偶然目の前にあったのが上の過去記事に書いた「アルジェンティーナ神殿跡」だったのです。とりあえずガイドブックを見たものの、名前が載っているだけで詳しい説明はありませんでした。さほど重要な遺跡でもないのだろうと思いましたが、外国人が結構観光しているので、とりあえず写真は撮ったわけです。

 日本に帰って来てからネットで調べたところ、なんとそこは、かのジュリアス・シーザーが暗殺されたという場所だったのです。そりゃあ観光客だって来ますって。繰り返しますが、私の買った結構な厚みのあるガイドブックでは、「アルジェンティーナ神殿跡」については触れられていなかったのですよ。これはガイドブックの欠陥なのでは無く、日本人の日程の詰まったローマ観光においては、あまりお薦めの場所ではない、もっと見るべき場所が他にたくさんありますよということなのです。

 ちなみに、その遺跡から10分ほど歩いた所にはイエズス会の豪華な教会があり、そこには、フランシスコ・ザビエルの右手の遺骨が納められているそうです。そして、当然のように、ガイドブックではその教会のことは紹介されていました。町中に見所が溢れているのです。

 

 ローマは、一言で言って、途方も無いところ。

 住みたい。ここに住んで、毎日街の隅から隅まで見て回りたい、そう思わせる街なのです。

 オードリーの「ローマの休日」ならぬ「老婆の休日」(定番ダジャレですね)と言われようとも、住んでみたい憧れの街・ローマ。なんと言っても、ローマです、なのです。

 もし住めるならどの辺?何を一番に見に行こうか?空想するだけで胸がお-どりーます。では。

 

書籍化記念! SUUMOタウン特別お題キャンペーン #住みたい街、住みたかった街

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by リクルート住まいカンパニー