おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

「コリコラン」、使ってみたいなあ

 私の肩こり歴は相当なものです。今でも鮮明に覚えている「痛み」があります。

 24歳の冬、同僚とスキーに行きました。小学校卒業以来のスキーですが、スキーは肩に担ぐというぐらいは知っていたので、ひょいと担ぎ上げました。

 「痛たた~」

 肩が痛くて痛くてとても担げない。なんで?スキーのエッジってこんなに痛かったっけ?なんで皆は平気で担いでいるの?耐えられない痛さに、結局スキーは両手で抱えて運びました。

 かなり後になって、あの時の痛みの謎が解けました。私は自覚がないままに、ひどい肩こりの人になっていたのでした。あの痛みは「凝っている」箇所をピンポイントで押された時の、涙が出るほどの痛みだったのです。そして、私の肩はどこを押されても痛みだらけの、カチコチ肩だったのでした。

 不思議なもので、肩こりは、凝っていても自覚の無いとき・無い人がいますよね。20代の自分はまさにその自覚の無い人でした。でも、いつの頃からか肩こりに苦しむようになっていったのでした。

 「ああ肩が凝った」という、あの重苦しくイライラする感じ。何をしていても気になって集中力が低下してしまいます。そんな時、自宅に居れば、 これを使います。

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 30年以上も前、東京に住む弟が東急ハンズで購入し、実家に送ってくれた『ツボ押し棒』です。これは我が家の大ヒット商品で、両親が、家に遊びに来る親せきや父の友人たちに使わせてみると、「これはいい!欲しい、欲しい」となり、弟に頼んで何箱も送ってもらったのでした。(田舎には東急ハンズはなく、その頃はネットもありませんでしたからね)

 長い長い肩こり歴のかいあって、私は自分の肩こりの治し方がだいたいわかっています。ツボなのか、トリガーポイントなのか、経絡なのか、リンパの流れなのか、筋膜リリースなのか、どれに該当するのかはわかりませんが、首・肩・肩甲骨のきわ、この三か所を押すとだいたい治ります。ただし、押すといっても、普通にはうまく押せない位置といいますか角度といいますか、ちょっとコツがいるのです。そこで、活躍するのが写真の『ツボ押し棒』なのです。うまいこと出来ています。痒いところならぬ、凝ったところに手が届き、しかも余分な力いらずで圧を加えることができるのです。

 さて。

 私が最近夢中な趣味は編み物です。時間を忘れて編みふけっている時があります。「そろそろやめようかな~」と思った時はすでに遅し。肩は凝り固まっています。ああ、苦しい。そこでくだんの『ツボ押し棒』の出番となるわけです。自分で押して、自分で「ヒィー」と苦悶の声をあげ、どうにか肩こりは解消します。

 楽しい趣味の編み物で肩が凝るなんて、本末転倒もいいところじゃないですか。そしてそんな時、思うわけです。

 Panasonicのコリコランがあったらなあ」と。

 なんでも、『コリコラン』の特徴の一つに、小さく軽いということがあり、その特徴を生かして仕事中でも使用できるのだとか。ということは、『コリコラン』をつけた状態で編み物をすれば、肩こりしらずの無敵ニッターになれるということじゃないですか。ああ、欲しい。『コリコラン』をつけて、ニッターと笑いながら編み物する人に私はなりたいのです。よろしくね。では。