昨日の続きです。紅葉狩りで、健気なもの達をたくさん見つけまして、写真に収めて参りました。私の「健気センサー」に触れたもの達をご覧下さい。
遊覧船の乗り場まで、坂道を10分ほど下ります。下り始めてほどなくこの鐘が吊されています。
「今から行くよ~、私が行くまで待っててね~」と合図の鐘を鳴らすわけです。あの鐘を鳴らす私、健気でしたよ(笑)そして、ロープの結び目の左側にご注目 ↓
家族のように寄り添うキノコ達。健気じゃないですか。
滝の水しぶきで形成された泡の塊です。激しい水の流れに翻弄されながら、岩の窪んだところでクルクル、クルクル、回り続けていました。健気。
これは「やらせ」なんかではなく、本当に二枚がこのように並んで落ちていたんですよ。肩寄せ合うように、健気に。
季節はずれのリンドウの花。山に詳しい同行の友人曰く、
「今頃の季節に山で時々見かけるんだけど、こういうリンドウは、咲かずに莟のままで枯れて行くみたいだよ」健気です・・・。
昨日も紹介したカッコイイ橋ですが、裏側に回り込んでみますと!
水位が上昇したときに流されてきたと思われる流木が、ガッチリと食い込んでいました。食い込む流木、ぐっと受け止めてこらえる鉄とコンクリート。いずれも健気!
苔です。苔の知識皆無の私でも、手前、左奥、右奥と、三種の苔がそれぞれのニッチ(生態的地位)を確保しようと、せめぎ合う様子が見て取れます。健気な戦いです。
以上、私が山で発見した「健気なもの達」です。
いかがでしょうか。共感して頂けましたでしょうか。独りよがりで「顔に紅葉を散らす」ような結果でなければいいのですが。では。