おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

紅葉狩り 1

 昨日のうちに今日が大変いいお天気だと言う事が判明していたので、急遽、友人2名(両名とも無職)と紅葉狩りに行って来ました。秋田県の太平湖および小又峡というところです。太平湖は森吉ダムによって出来た人造湖で、そこを遊覧船で渡って小又峡に至るのです。「秋田県最後の秘境」という謳い文句通りの素晴らしい眺めでした。

 それにしても、なぜ「紅葉狩り」というのでしょうね。普通、〇〇狩りと言った場合、何か食べられる獲物をゲットするものだと思うのですが、紅葉は食べられません。考えてみれば不思議です・・・。

 

 乗船場の少し手前。湖が見えてくると期待で胸が高鳴りますね。

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 遊覧船からのダムサイト。

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 太平湖。紅葉真っ盛りです。

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↓ 小又峡桟橋に到着。

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 渓流に沿って遊歩道が整備されています。橋はここ一カ所。「秘境」にぴったりなデザインの橋ですね。

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↓ 延々と続く絶景。誰かが意図的に造ったの?と思うほどの渓流・滝・紅葉の連続。

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 奇跡の一枚。躍動する水の表情が捉えられたと満足しています。

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↓ そして、上とは対照的に「静」の表情の水。この水に映る紅葉を、同行の友人は「吸い込まれそうだ」と評していました。

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 小又峡には様々な表情の滝が点在していて、滝のそばを通る度に「マイナスイオンマイナスイオン。若返る~」などとふざけた私達ですが、なぜ人は滝に惹かれるのか?滝の魅力はなんなのだろうと考えてしまいました。水というものの「清浄さ」とか、落下する躍動感とか、人を惹きつける要素はいろいろあるとは思うのですが、「迫力」というものも大きいような気がしました。そして、「迫力」を出すために欠かせないのは「音」だと思うんです。視覚と聴覚が一体となってこそ、迫力の滝世界に包まれるのではないでしょうか。

 

 陽を受けて赤や黄色にきらめく木々の葉。しぶきを上げて流れ落ちる滝。

 「紅葉狩り」をお腹いっぱい楽しみました。美味しいものをたくさん頂いたような気分の、まるで将軍にでもなったような贅沢な秋の一日となったのでした。瀑布(ばくふ)だけに・・・。続く。