おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

恵みの雨が待たれます

今週のお題「雨の日の楽しみ方」

 

 今年はずっと、晴れが続いています。毎日、素晴らしい夕焼けで、テレビアニメ『あたしンち』の 明日も はれ~る~ ♪ という歌詞が聞こえてくるかのようです。農家の皆さんは気が気では無い事でしょう。ザアっと来て欲しいと、空を恨めしく見上げている今日この頃ではないでしょうか。

 

 ウチには庭というものがありません。道路に面して、すぐに家です。亡き母との会話を思い出します。標準語訳でお送りしますね。

 私 「庭どころか、草花一つ植えるところも無いの」

 母 「わー、草取りしなくても良くて、なんてうらやましい」

 家の周りのわずかな雑草を引き抜きながら、いつもこの会話を思い出して、かみしめています。

 

 しばらく前に友達のお家にお邪魔したら、白い班入りのギボウシがあんまり素敵で、

 私 「これ、ちょっと株分けして頂戴よ」

 友 「いいよ。ちょうど鉢に移したのがあるから持って行って」

気前のいい友人に感謝です。兼好法師も言っていましたね。ものくるる友はいい友だ!

 草花一つ植えるところも無いといいながら、ほんの少しだけ、猫のまぶたほどの地面がありまして、植物には過酷な環境なのですが、強いギボウシだったら育つかもしれません。植えてみようと思ったのです。

 それから幾日。雨が降って、土がしっかり中まで潤ったら植え替えようと待ちました。ところが一向に降りません。とうとうしびれを切らして、本日植え替えました。

 

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  ギボウシに匂いスミレのおまけもついています。

 

 無事に根付いて、大きく育って欲しい。そのためにも、ここは一雨欲しいところです。「雨の日を楽しむ」というより、「雨の日を楽しみに」している状態なのです。

 

 私も農家の皆さんと一緒に、雨雲を応援したいと思います。

 フレー、フレー!  では。