家の裏に何本か木が立っています。いかにも新緑の季節!って感じで、若葉が眩しく生い茂っています。
その若葉の間を小鳥が飛び交います。こんな時、目が良くて小鳥の姿をハッキリ捉えられたらどんなに楽しいだろう。そして、その姿や鳴き声で小鳥の名前を特定できたら、どんなに嬉しいだろうと思います。
私は電子辞書を愛用しています。字の大きさを自由に変えられるところがなんと言っても便利です。で、今時の電子辞書は驚きの充実メニューで、『新ヤマケイポケットガイド野鳥』も入っています。しかも、音声機能で鳴き声まで聞けるんですよ。
よく見えない目に必死に小鳥の姿を焼き付けて、その『ガイド野鳥』に当たってみることにします。ところが、しっかり見て覚えたつもりの小鳥の姿も、いざとなると、てんであやふや。これでもないし、これでもない。こっちの様な気もするし、こっちが近いような気もするし。なかなか特定には至りません。
驚いたのは、「大きさから探す」という検索項目があって、その中に「スズメより小さい」という群があったことです。へー、スズメでも凄く小さいと思っていたのに、スズメより小さい鳥も結構いるんだ。ちなみに、メジロ、ヒガラなど、6羽が収録されていました。
そして、ふと思ったのが、人間って、動物の中で結構大きいよねって事です。日本限定で考えてみますと、人間より大きい陸上の野生動物って、熊、イノシシ、鹿、カモシカ、そんなもんじゃないでしょうか。人間って、大きいね。
そして、時々目にするネットの記事に思いが至るワケです。「孤独死。死後一ヶ月。異臭とハエで通報」
ああ、人間って、大きいものねえ・・・。
一人暮らしが当たり前の今日、孤独死なんて覚悟の上、誰も死に方なんか選べやしない。そう思っています。
でも、なんとか、ハエが飛ぶよりもハエー段階で「早期発見」されるような手立ては講じておきたいと思うのです。周りがとんでもなくお気の毒ですからね。では。