下の過去記事は、ウツ昔話「キジも鳴かずば」について書いたものです。
chokoreitodaisuki.hatenablog.com
この記事を書いたきっかけは、我が家の裏に「キジ」が来たことです。その中で、「このキジは飼われていたものが逃げ出したに違いない。なぜならば、我が家は街中だから」と書きました。
ところが、私は間違っていたようです。今日、再び「キジ」がやって来ました。
↓ ズームします
ほら、お嫁さんを連れてきたんですよ。ということは、野生のキジだったんですね。
令和を前に駆け込み結婚が相次ぐ、というニュースを見ましたが、キジよ、お前もか。
鳴き声に気づいてベランダに出た私に向かって、キジのオスが、キョエーっと鳴き声をあげ、激しい羽ばたきをしました。これを「母衣(ほろ)打ち」と言うそうです。鳴き声も母衣打ちも、繁殖期のオスが縄張りを守るためにする行動だそうで、ベランダに出た私は「敵」と見做されたわけです。
無愛想に拒絶するさまを「けんもほろろ」と言いますが、「けん」も「ほろろ」も、キジの鳴き声からきているのだそうですが、「ほろろ」は「母衣打ち」からとする説もあるそうです。
「けんもほろろ」の本家本元、「オスのキジ」からけんもほろろにされる日が来るとは。ちょっと貴重な体験で嬉しかったりするのですが、それはあくまでも「キジ」限定。
読者の皆様には是非暖かく優しい眼差しで記事をよんで頂きたいと思っている私です。では。