おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

「長幼の序」の呪縛

 同い年のことを俗に「タメ」と言いますね。「タメ口をきく」といった使い方をされたりします。

 「タメ」は元々、博打の場で使われていた言葉で、サイコロ二つで同じ目が出ることを言うのだそうです。(へー!って、ためになったでしょ?)

 

 私たちは幼い頃から、「お姉ちゃんなんだから」とか、「年上に向かってその口の利き方はなんだ」とか、年齢による上下関係を教え込まれて成長します。この関係は学校生活において徹底され、たった1歳、学年一つの差が、越えられない壁として厳しく関係性を規定するワケです。

 「お前、どこ中よ?」これはヤンキーあるあるとして、良くコントなどに登場する台詞ですが、上下関係に敏感な人たちの特徴が良く現れていると思います。

 このように、年齢による厳しい上下関係が存在する日本の社会においては、「同級生」意識といいますか、同い年、同学年に感じる親近感はひとしおです。

 「わー、同学年なんだ-」と分かった時の、なんとなく言いたくなる感じ。だから何だと言うことも無いのですが、ちょっと嬉しい驚きがあったりします。ちなみに、1961年(昭和36年)生まれの私と同学年の有名芸能人は、聖子ちゃん。松田聖子ちゃんです。やっぱり聖子ちゃんはいつまでたっても聖子「ちゃん」ですよね。

 そして、もう一人?、思いがけない「タメ」が弘前市に居たので紹介させて下さい。

 

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 さて、今年で満58歳になる私は、ひどい老眼で、白髪頭で、中身も外見もだいぶ老化が進んでいるのですが、世の中には年を取らない「化け物」のような人がいるものです。私の1コ上で、一人発見しました。

 アメリカのドラァグ・クイーンについては、以前にも書いたのですが、その代表的スーパースター、唯一無二のル・ポールの美しさときたら、ため息ものです。もともと身長が193㎝あるうえに、ハイヒールで盛り髪という装いなのですから、「ゴージャス」という形容詞は、ル・ポールのドレス姿のためにあるようなものです。是非、ル・ポールで検索して、その美しさをご覧下さい。そして、その際には、「ル・ポール、1960年生まれ、今年で59歳か・・・」と、思い出してみて下さい。

 

 いよいよ今日は3月31日、今年度も終わりです。そして、明日には新しい「元号」が発表されます。

 皇太子様は私の2コ上の方です。同世代と言うこともあってか、今上陛下の三人のお子様についてのニュースは、ご幼少の頃から折に触れて目にしてきました。そのご長男がいよいよ天皇陛下として即位されるというのは、なんだか感慨深いというか、どこか物語の中の出来事のような不思議な感じもします。

 昭和生まれの私たちも、いよいよ、昭和・平成・〇〇の三代を生きた人になるわけで、なんだか「生きた化石」っぽい心境にもなります。でも、同世代、同年代、そして同級生の皆さん、元気出してもうひと頑張り、チャレンジ精神でいきましょう。なんと言っても、同世代の方の中には、これから「天皇陛下」という重責を担われるかたもいらっしゃるのですから。

 最後になりましたが、新しい御代の弥栄を祈念して、筆を置きたいと思います。では。

 

 ※昭和世代の活躍もまだまだ続くよ。クイーンの名曲『The Show Must Go On』(ショウは、終わらない)のようにね。