おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

蘊蓄とウンチク返し

 私は言葉遊びが大好きですが、「蘊蓄」も大好き。聞くのも好きだし、得意げに語るのも勿論、大・大・大好き。

 昨日のことです。知人に、ある蘊蓄を語ったところ、お礼にとウンチクのお返しを頂きました。凄~く面白かったので、皆さんにも是非紹介させて下さい。なぜカタカナで「ウンチク」と書くかというと、英語に関するものだったので、なんとなくカタカナがいいかなと思って。では、始まり、始まり~。

 

 ダンベルはご存知ですよね。筋トレに使うアレです。スペルは、dumb bellで、dumb=黙った bell=鐘 という意味があるそうです。

 日本語では「アレイ」と言いますが、ちゃんと漢字がありまして、「亜鈴」と書きます。この「亜鈴」は英語の意味を、そのまま漢字に直したものなのだそうです。

 

 中世のヨーロッパ。教会の鐘は太いロープを力いっぱいに引っ張って鳴らしました。鐘を鳴らす係の腕は自然に鍛えられ、筋骨隆々、逞しくなるわけです。それをみた金持ちの息子達は考えました。

 「教会の鐘と同じ仕掛けを家に作ってトレーニングすれば、マッチョになって、女の子にモテモテじゃね?」(一部、私の想像が入っております)

 ところが、教会の鐘と全く同じ構造では、うるさくってしょうが無い。そこで、「鳴らない鐘」にすればいい!と。「音が出ない鐘」=dumb bellとなったワケです。これを漢字にします。本当は「聾唖」の「唖」が意味的には正しいのですが、この漢字では差別的な意味合いがあると言うことで、「亜」の字を、そして、ベルは「鈴」ということで、「亜鈴」となったのだそうです。

 その後、ダンベルは大きく形を変え、現在のようなものになったということです。

 ちなみに、同じベルに、棒(バー)をつけたものが、バーベルです。

 

 あまり面白いウンチクで、私の方はかすんでしまった気がして、遠慮しようと思っていたのですが、やっぱり黙ってはいられない。私の蘊蓄も、明日披露することにします。

あれい、面白いじゃ無いの」と言わせてみせますよ。お楽しみに。では。