早いもので新年を迎えてから3週間が過ぎ、今年も残すところ、340日余りとなりました。
私が今年になって新しく始めたことに、Netflix(ネットフリックス)の視聴があります。インターネットの動画配信サービスですが、映画やアメリカのテレビドラマはもちろん、日本のテレビ番組もかなり充実しています。さらに、Netflixオリジナル番組というものもありまして、これがなかなかのクォリティーの高さなんですね。
私が「Netflixを視ることにする」と言ったところ、息子その2(東京で一人暮らし中。映画大好き。Netflixは既に視聴)から、次のような忠告がありました。
「お母さん、Netflixって、危険だよ。休みの日とか、半日があっという間だから・・・」
確かに、今年もあっという間に、3週間が過ぎてしまいました・・・。
皆さんは最近ネットのニュースなどで、『近藤麻理恵』という名前を目にしませんでしたか?彼女は今、片付けコンサルタントとして、アメリカで大ブームとなっているのだそうです。
2010年、彼女の著書「人生がときめく片付けの魔法」が出版され、大ベストセラーとなり、彼女が「コンマリ」の愛称で大人気となったことは、多くの方の記憶にあるかと思います。2014年、結婚した彼女は活動の拠点をアメリカ・ロサンゼルスにうつし、2015年には、米「TIME」誌の「最も影響力のある100人」に選出されました。そして、そんな大活躍を続けつつ、彼女は私生活においては、二女のお母さんになっていました。そんな彼女がここに来て再び大ブレークしたのは、Netflixがきっかけです。
新年早々、Netflixオリジナルとして、彼女のドキュメンタリーシリーズ、『KonMari ~人生がときめく片付けの魔法~』(Tidying Up with Marie Kondo)が始まりました。
内容は、雑多なものに囲まれて途方に暮れているアメリカ人のお宅を彼女が訪問し、彼女のお片付けメソッドの中核である『ときめき』を説明し、具体的なお片付けテクニックを伝授するというものです。
私はシーズン1、全話みました。ほとんど一気見って感じで。長くなってしまうので、番組の詳細は明日にします。
今日は彼女の片付けのポイントである『ときめき』という概念が、英語ではなんと翻訳されていたかだけ、ご紹介しておきたいと思います。
Spark joy(スパーク・ジョイ)だそうです。直訳すれば、「きらめくような喜び」でしょうか。日本人の感覚からすると、微妙に違うような気もするのですが、言葉は「意味」だけではなく、「語感」も大事だと思うので、そういう意味ではSpark joyは「語呂」がいいのかもしれません。コンマリさん自身は、ときめきを「キュン」というオノマトペで表現していましたが、両手を胸に当てて「キュン」と言う彼女を、ポカンと見つめるアメリカ人の表情はなかなかの見物でした。Spark joyという訳語を聞きながら、「日本語のオノマトペって便利だけれど不便なものだなあ」と改めて思いました。
それはさておき、自身も再びスパークしているコンマリさん。シーズン2の開始がとっても楽しみです。でも、問題が一つ。こうやって、Netflixに時間を奪われていたら、私の家はいつ片付くのでしょうか。困っています。
※試しに、スパーク・ジョイと入力して、変換してみたところ、
スパーク・女医 と出てきました。さすがは私のパソコン、やるね!