おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

千原ジュニア氏の俳句の件

 お正月はテレビ三昧でした。特に、3日夜に放送されたMBS『プレバト 特別編』は、前々から視聴を楽しみにしていた番組でした。

 

 実は私は4年程前から「俳句」を始めまして、普段から『プレバト』の俳句コーナーで勉強しているのです。俳句の会にも所属しており、会では「俳句評なかなかのtakakoさん」ということになっているのです(自慢)

 

 さて。冒頭にあげた番組では出演者の作った俳句を、大人気・夏井いつき先生が評価・順位付けをするのですが、今回、千原ジュニア氏の句が第二位に輝きました。

 

 皹(あかぎれ)に窓の結露を吸わせけり

 

 素晴らしいですね。夏井先生は「俳句というものをわかっている」と絶賛されていました。

 私は俳句というものは全然わかっていないのですが、自分なりの評価の基準というものがありまして、読んだ瞬間、「物語」が生まれるような作品が好きです。以下、私がこの作品から勝手に紡いだ物語です。

 

 家事が一段落して、ふと窓の外に目をやると結露が邪魔をする。窓辺によって指で結露を拭うと「あ、痛い」。結露があかぎれにしみた。あかぎれの指をそっと押さえつつ、思う。「何が不満というわけではないけれど・・・」

 

 ホントに勝手な、妄想に近いような解釈ですが、こういう楽しみ方が私の「俳句評」なのです。たった十七音だからこそ、読み手が自由に解釈できるというのもまた、俳句の魅力ですね。

 

 番組をみて、今年は少し真面目に俳句に取り組んでみよう、と思いました。そういえば、はてなブログ今週のお題は『今年の抱負』です。「俳句を頑張る!」これを私の今年の抱負にしたいと思います(ブログに書いて自分を追い込むスタイルです)

 なんたって、一人暮らしで時間はほうふにあるのですから。早速、新カテゴリー「俳句」も作りました。自作句を載せたり、好きな俳句の私評を書いたりしたいと思います。お付き合い頂ければと思います、おねが~い(親指を立てつつ)ヒッチ・ハイク風に。では。