明けましておめでとうございます。本年もご愛読、宜しくお願いいたします。
随分前に若い人が、
「あけおめ。ことよろ。」というお正月の挨拶をあみ出しましたが、今年は、
「まじ賀正」というのが生まれたようで、ちょっと使ってみたいと思いました。でも、「数え年59才」の私ですので、ここは一つ大人らしく、
「まぢ賀正」 どうです?ちょっと粋な大人感ないですか?
昨年2月撮影。我が家のベランダからの岩木山です(当ブログ2回目の登場)
暮れは大雪で、難儀しました。雪かきという重労働で年末を締めることになるとは。いくら雪国・青森県でもなかなか無いことです。
雪がシンシンと音も無く降り積もる・・・。こう書くと、詩的なイメージを持たれる方もいらっしゃるかも知れませんが、この「音も無く降る」ところが、雪の嫌らしいところなんですよ。
雨は音で察知できますよね。ところが、雪は朝起きてカーテンを開け、外を見るまでは、どの位積もっているかわからない。なので雪国に住まう者は、冬の朝はカーテンを恐る恐る開けてみるのです。夜の間に雪が降っていなければラッキー、あと30分寝られる。30㎝程も積もっていたときの絶望感ときたら・・・。仕方ない、着替えて雪かきです。
雪 三好達治
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降り積む。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪降り積む。
教科書にも載っている有名な詩です。降り積もる雪が、世界から音を消し去ったかのような、夜の情景です。すっぽりと雪に覆われた家の中で、太郎や次郎はどんな夢をみているのでしょうか。
寒い夜は、布団の中との温度差のせいでしょうか、何時にも増してよく眠れるような気がします。私はあんまりグッスリ眠るので、「夢」をみることもありません。皆さんは如何ですか。いい「初夢」はみられましたでしょうか。
新しい年の始まりです。気持ちも新たに、ブログ再開です。
降る雪のように、音はさせずとも、文字を積み重ねていきたいと思います。宜しくお頼申しますのー。