『第56回 日本体育大学 体育研究発表実演会』が行われ、行って参りました。
若人のキビキビ・はつらつ・生き生きとした発表の数々、本当に見応えがありました。ただ、私自身にスポーツに対する「見る目」がないもので、きっと本当の凄さや素晴らしさは分かっていないのだろうなという、「自分残念」の思いがあります。
以下、「見る目」のない「目」が斜めからみた、感想を述べたいと思います。本筋からは完全にはずれています。トンチンカンはご容赦下さい。
・日本体育大学の学長は、体操の具志堅幸司氏なんですね。懐かしい!最初のご挨拶、発表終了後の学生への労いの言葉、どちらも簡潔で歯切れ良いものでした。スポーツマンはこうでなくっちゃ。
また、上の写真のパンフレットで知ったのですが、理事長は元衆議院議員・松浪健四郎氏なんです。ちょんまげというかポニーテールというか、独特のヘアスタイルが懐かしい。野党の議員にコップの水をかけた事件もありましたね。懐かしいです。
・少林寺拳法というものを初めて見たのですが、迫力ありました。でも、私の「目」は技よりも、選手が着ている墨染め(黒色)の衣と腰に巻いた太い縄が気になって気になって。帰宅してググりましたところ、あれは「法衣」といって、儀式やこういう発表会などで着用する特別なもので、普段の練習は柔道着や空手の道着に似た「道衣」というものを着用するのだそうです。
あの法衣は独特な威圧感があって、あの姿で包囲されたら、びびりますね。
・空手も凄かった。「構え」が剛と柔の同居というか、微動だにしないピタリとはまった形というか、きっとあれをして、「隙がない」というのだろうと、素人おばちゃんは思ったのでした。
そして、昔読んだ空手がテーマのマンガ、『空手バカ一代(いちだい)』が脳裏に浮かんだのです。そうなると自動的に、松居一代氏が掃除の達人としてテレビに引っ張りだこだった頃が思い出されてしまうのです。ネット上での彼女のあだ名は、
『掃除バカ一代(かずよ)』でした・・・。
・体操の白井健三選手も参加していました。会場の弘前市民は「生白井だ」と興奮していました。白井選手はテレビでみる、あの明るい雰囲気そのままでした。演技中も、フィナーレで全選手が入場して観客席に手を振るときも、そして終わって会場の片付けをするときも、いつでも彼は楽しそうな明るいムードを振りまいていました。
一緒に行った友達と「白井君が将来、日体大の学長もありえるよね。実際、具志堅学長だし」とおしゃべりに花が咲きました。その時、私は心の中で「白井君は今、四年生だから、学長になるとしたら40年後かな?その時は私はもう、この世にいないんだろうな」と思いました。初めてのことです。
良くお年寄りが、「その頃は自分はもういないだろう」というセリフを口にしますが、私は今まで将来の話をしていて、そんな風に思ったことは無かった様な気がします。初めての実感です。
短歌を詠みたいと思います。
四十年後は いないだろうと 知ったから 一二月一日は 悟り記念日
(かすかに、サラダ記念日と悟り記念日がかかっているかと思うのですが・・・。)
今日も私のブログとしては平常運転なのですが、タイトルで期待した内容と全然違った!という方、ご免なさい。