おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

「刀剣展」の剣

 弘前市の「高岡の森弘前藩歴史館」にて「高岡の森の刀剣展」を見ました、の第三弾になります。

 刀剣は全然わからないので、まあ、勉強のつもりで行きまして、結果、勉強になりました。

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 刃を下にして腰に佩(は)くものを「太刀(たち)」といい、刃を上にして腰に差すものを「刀(かたな)」「打刀(うちがたな)」と言うそうです。上の説明書きに書いてありました。そして、仲間はずれ発見。

 

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上の説明書きでは触れられていないこの形、

(けん、つるぎ)というのだそうです。太刀や刀と違って、諸刃になっています。格好良くないですか?勇者のアイテムって感じがしますよね。

 実際、剣は「日本最古の勇者」のアイテムなんですよ。

 

Wikipediaより

f:id:takakotakakosun:20181129013159p:plain 三種の神器(イメージ)

 

 一番左側が天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)、草薙剣(くさなぎのつるぎ)とも言いますが、須佐之男命(すさのおのみこと)が、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治してゲットしたと伝えられています。

 見るからに重そうですね。ヘビー、なんちゃって。

 

 それからもう一つ。今回見た中で一番私の心にピンときたのがこちら

 

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 薙刀なぎなた)です。美しいです。

 この、薙刀遣いのヒーローと言えば、武蔵坊弁慶でしょう。立ち往生と言われる彼の最期など、まさに勇者って感じですね。

 

 刀剣を鑑賞して、「よかったな」と楽しめる世の中であり続けて欲しいと、心から思いました。

 刀剣女子とかいうブームが起きているようですが、武器を美術品として鑑賞の対象に出来るのも、平和だからこそでしょう。平和のありがたさも同時に感じて頂けたらと思いました。