弘前市の「高岡の森弘前藩歴史館」にて「高岡の森の刀剣展」を見ました、の第三弾になります。
刀剣は全然わからないので、まあ、勉強のつもりで行きまして、結果、勉強になりました。
刃を下にして腰に佩(は)くものを「太刀(たち)」といい、刃を上にして腰に差すものを「刀(かたな)」「打刀(うちがたな)」と言うそうです。上の説明書きに書いてありました。そして、仲間はずれ発見。
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上の説明書きでは触れられていないこの形、
剣(けん、つるぎ)というのだそうです。太刀や刀と違って、諸刃になっています。格好良くないですか?勇者のアイテムって感じがしますよね。
実際、剣は「日本最古の勇者」のアイテムなんですよ。
三種の神器(イメージ)
一番左側が天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)、草薙剣(くさなぎのつるぎ)とも言いますが、須佐之男命(すさのおのみこと)が、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治してゲットしたと伝えられています。
見るからに重そうですね。ヘビー、なんちゃって。
それからもう一つ。今回見た中で一番私の心にピンときたのがこちら
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この、薙刀遣いのヒーローと言えば、武蔵坊弁慶でしょう。立ち往生と言われる彼の最期など、まさに勇者って感じですね。
刀剣を鑑賞して、「よかったな」と楽しめる世の中であり続けて欲しいと、心から思いました。
刀剣女子とかいうブームが起きているようですが、武器を美術品として鑑賞の対象に出来るのも、平和だからこそでしょう。平和のありがたさも同時に感じて頂けたらと思いました。