昨日の続きです。
東奥義塾高等学校礼拝堂にて、パイプオルガン演奏会がありました。素晴らしい礼拝堂の写真をご覧下さい。
ベンチ式のイスが教会っぽいですね。差し込む光まで演出のようです。
「青」が美しいステンドグラス。細い赤の線で描かれた真円の効果で「和」の雰囲気もあります。
ドイツのカール・シュッケ・ベルリン・オルガン製作所という、最高級の製作所製のパイプオルガンだそうです。演奏者は東奥義塾高等学校専属オルガニスト・水木順子さんでした。
パイプオルガンの響きは、厳かというか厚みがあるというか、「神を讃える」といった響きがありますね。私は音楽には、まるっきり疎く、全部の曲が同じに聞こえてしまうという「残念耳」なのですが、楽しい時間でした。
音楽に浸るというよりは、キリスト教にまつわる様々なイメージ画像が目に浮かんだり、信仰というものについて考えさせられたり。それから、パイプオルガンというものの構造をあれこれ想像したりもしました。そうそう、音色がときどきスコットランドのバグパイプに似ていたりして、そんな発見も面白かったです。(そう言えば、合唱で登場した女子生徒のスカートが、赤のタータンチェックでした、余談ですが)
演奏会に先立って、「宗教主事」の先生のお話がありました。ざっくりまとめますと、今日の演奏会を神に感謝します、といった内容でしたが、お話の最後、生きることに苦しんでいる方達のために、私達に出来ることをお示し下さい、といったような意味のお言葉が印象深かったです。日常では聞けないフレーズであり、「宗教」というものの奥深さに触れる言葉だなと思いました。
楽しい一日でした。私はキリスト教徒ではないので、今日のこの機会を下さった、東奥義塾高校さんに感謝したいと思います。有り難うございました。
※「あーめん」が降らず、お天気も良くて良かったです。