昨日の記事で、シマウマの「縞」は「縦縞」か「横縞」かという話を書きました。そのことで、今日、同僚とちょっとお喋りをして、またまた「へー!」がありました。
「フランスパンを抱えたフランス人男性」
ボーダーTシャツと言えば、一般人はもちろん、ファッション感度のお高い方達にも大人気。かと思えば、某恐怖漫画家さんのように制服化している人もいて。さらには、「ボーダー」を着る女はもてない、という説が飛び出したり、いずれにしろ注目度の高いアイテムです。
ところが。
「横縞」を「ボーダー」というのは完全に和製英語で、アメリカ人は絶対に言わないんですって。知り合いのネイティブにも確認しましたので、間違いないです。
じゃあ、何て言うか。横だろうが縦だろうが、「縞柄」は全て「ストライプ」って言うんですって。もうビックリ。で、前出のネイティブに食い下がりました。
「でもさ、縦縞と横縞のTシャツが並んでて、横縞の方をとって欲しいときは何て言うの?」「horizontal stripe(ホリゾンタル・ストライプ)」と言うのだそうです。そして、「縦縞」と明確に表現したい時は、「vertical stripe(ヴァーティカル・ストライプ)」となるのだそうです。
昔、「横嶋」君という名字の男の子が、回りから「ボーダー」って呼ばれていたのを聞いたことがあります。その時は「なるほど」と思ったのですが、英語的には全然「なるほど」じゃない。ボーダー・ラインを越えてアウトですね。
さあ皆さん、学習しましたね。ネイティブの前で「ボーダー」なんて言って、「シマった!」とならないよう、気をつけて下さいね。