おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

「縞」は一筋縄ではいかない

 昨日の記事で、シマウマの「縞」は「縦縞」か「横縞」かという話を書きました。そのことで、今日、同僚とちょっとお喋りをして、またまた「へー!」がありました。

 

f:id:takakotakakosun:20181019191935p:plain 「フランスパンを抱えたフランス人男性」

 

 ボーダーTシャツと言えば、一般人はもちろん、ファッション感度のお高い方達にも大人気。かと思えば、某恐怖漫画家さんのように制服化している人もいて。さらには、「ボーダー」を着る女はもてない、という説が飛び出したり、いずれにしろ注目度の高いアイテムです。

 

 ところが。

 「横縞」を「ボーダー」というのは完全に和製英語で、アメリカ人は絶対に言わないんですって。知り合いのネイティブにも確認しましたので、間違いないです。

 

 じゃあ、何て言うか。横だろうが縦だろうが、「縞柄」は全て「ストライプ」って言うんですって。もうビックリ。で、前出のネイティブに食い下がりました。

 「でもさ、縦縞と横縞のTシャツが並んでて、横縞の方をとって欲しいときは何て言うの?」「horizontal stripe(ホリゾンタル・ストライプ)」と言うのだそうです。そして、「縦縞」と明確に表現したい時は、「vertical stripe(ヴァーティカル・ストライプ)」となるのだそうです。 

 

 昔、「横嶋」君という名字の男の子が、回りから「ボーダー」って呼ばれていたのを聞いたことがあります。その時は「なるほど」と思ったのですが、英語的には全然「なるほど」じゃない。ボーダー・ラインを越えてアウトですね。

 

 さあ皆さん、学習しましたね。ネイティブの前で「ボーダー」なんて言って、「シマった!」とならないよう、気をつけて下さいね。