おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

ホール・劇場には2階部分(出っ張り)がある理由

 山田五郎氏の博識ぶりにはいつも驚かされます。

 ちょっと前の『ぶらぶら美術・博物館』というテレビ番組で氏から教えられ、あまりにも「へー」だったので、書きたいと思います。

 

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 写真は『弘前市民会館』です。左3分の2は「平屋」、右3分の1は2階建て構造になっています。左3分の2は「客席」の部分で、階段状に座席が設置されており、後部座席に行くための階段もあります。が、天井の上は屋根になっていますので、「平屋」ということになると思います。対して。右3分の1は「舞台」です。舞台部分の上には、もう1階、出っ張りがあります。これは、山田五郎氏によると、「劇場は必ず、舞台の上には出っ張りがあるんだよ」と言うことなのだそうです。なぜか。

 

 

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弘前市民会館の緞帳の原画は、世界的版画家・棟方志功の作品

 舞台には緞帳(どんちょう)や背景幕などがつきものです。そして、それらは時に応じて、スルスルと・・・、そうです、天井高く消えていくのです。もうお分かりですね。あの出っ張りはそれらを収納するために無くてはならない物だったのです。

 言われてみれば至極もっともなことも、教えられるまでは、本当に気がつかないものですね。

 山田五郎さん、ありがとうございます。篤くお礼を申し上げ、今日の記事は幕を閉じることにしたいと思います。