最近、長文の記事が続いたので、今日はあっさり行こうかな。
私のお国言葉は「下北弁」なので、「津軽弁」に驚かされることがしばしばあります。
「姉(あね)おなご」という単語を聞いたときは、ちょっと時が止まるぐらいの衝撃がありましたね。津軽でもかなり年配の方しか使わないので、若い人は知らないようです。意味は「お姉さん」。最近の諸事情はともかく、昔はお姉さんと言えば「女(おなご)」に決まっていたのに、何故わざわざ「姉」に「おなご」をつける?ちなみに、「妹おなご」とか「兄おどご」という言い方はしないんですよ。「姉おなご」だけ。不思議。
そして、この姉おなごという津軽弁から私がいつも連想してしまうのが、イギリスの元首相・故マーガレット・サッチャー氏なのです。生前、彼女はその功績により、一代貴族として「爵位」を贈られています。「バロネス」という爵位です。「バロン」は「男爵」ですが、「バロネス」は日本語では
「女男爵」と訳します。日本のアニメのキャラクター「あしゅら男爵」を彷彿とさせますね。
「女男爵」・・・。なんだか複雑ですが、「鉄の女」と呼ばれた彼女にピッタリのような気もします。
この花にまつわる、私の「のろけ話」を聞いて下さい。
結婚して間もない頃、夫と入ったレストランに、この花が飾られてありました。
夫 「この花は何て言うの?」
私 「ヒントをあげます。あなたは男兄弟ばかりで、妹もなければ、、、」
夫 「姉もねぇ(アネモネ)」
間髪を入れない答に、「この人と結婚して良かった」と思いました・・・。