我が家からの岩木山。夏木立の勢いに苦戦を強いられている感じの眺めです。
息子その2が小学一年生の時だったと思います。職場の有志で岩木山に登ることになりました。
私 「お母さんネ、明日、岩木山に登るんだよ」
息子「てっぺんに着いたら、手、振ってね。窓からお母さんのこと見てるから」
あどけない話じゃありませんか。そんな息子も二十歳を過ぎて、友達とBBQに行ったり、お酒を飲みに行ったり、「お母さん」なんか、見向きもしない。
友達と言えば、お盆休みで帰省中の、夫の小学校からの友人であるS氏が我が家に遊びに見えました。S氏も夫も、そして我が家の二人の息子達も、小学校は弘前市立和徳(わっとく)小学校。ほとんどの人が出身小学校の校歌を覚えていると思いますが、中でも、この和徳小学校の校歌に関しては、まず100パーセント、卒業生は覚えていると思います(私調べ)
《歌詞》
明治七年一月の八日を良き日、良き時と
名も和徳のこのさとに、我が学び舎は開かれぬ
「いつ」「どこで」「何が」「どうした」、事実だけを淡々と述べた、実に潔い歌詞ですね。この歌詞に着目したS氏の鋭い洞察をご紹介します。
S氏曰く、
「和徳小の卒業生は、全員、創立の年月日が言えるよね。自分の出た学校、しかも小学校の創立年月日を言える人って、あまりいないと思わない?それを、卒業生は全員言えるって、ある意味凄くない?世界でも珍しいかもよ」
夫も私も「そうだよね、そうだよね」と賛同しまくりでした。
長男が和徳小学校に入学し、お風呂でお父さんと「和徳小学校校歌」を歌い、数年後、その歌声に次男も加わったのが、ついこの前のような気がします。お風呂で歌を歌うのは定番でしょうが、親子三人で「校歌」を歌うというのはどうなんでしょう(笑)
確かにお風呂場は音響コウカは抜群だとは思いますが・・・。