おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

小布施旅日記 3

長野県・小布施町の旅の記録も最終回です。

小布施町「修景地区」とは、古い町並みを「そのまま保存する」のではなく、古き良き町並みの面影を残しつつも、積極的に建物を改修・移築し、景観の質をアップしていく「街作り」を表しています。

 

町おこし成功の秘密その4 「和風ゴージャス・修景地区」

 修景地区を中心とした観光エリアの建物は、「和風」で統一されています。しかも、新築ピカピカではなく、年月を経た「落ち着き」と「重厚感」があります。

 良く手入れされた古い木造家屋には、「和風ゴージャス」ともいうべき風格がありますね。特に、青森県人には珍しい「瓦屋根」。古い瓦の醸し出す独特のムードは、トタン屋根の家しか知らない青森県人にさえ、「懐かしさ」といったものを感じさせます。

 目に入るいろいろなものが「お金かかってる~」という感じは、観光客にとって、大変嬉しいものです。なぜなら、「非日常」を味わうのが「旅」なのですから。そういう意味でも小布施という町は「観光地」として「良く分かってる」感がありました。

 今度は、秋の「新栗」の季節に訪れ、「季節限定」の栗のお菓子を頂いてみたいと思います。秋の草花に彩られた「オープン・ガーデン」を散策しつつ。

 

f:id:takakotakakosun:20180802215624j:plain

修景地区にある旅館「桝一客殿」

 

f:id:takakotakakosun:20180802215815j:plain f:id:takakotakakosun:20180802220013j:plain

「オープン・ガーデン」と「い~ら~か~の波と~♪」

f:id:takakotakakosun:20180802220143j:plain f:id:takakotakakosun:20180802220736j:plain f:id:takakotakakosun:20180802215916j:plain

薪も綺麗・カブトムシも立派・商用車もオシャレ

          
f:id:takakotakakosun:20180802220819j:plain カフェ「栗の木テラス」内装も豪華

 

 「旅日記 1」で、同じリンゴの産地でありながら、長野県は「長命県」、青森県は「短命県」と書きました。

 リンゴといえば、青森県でうまれた「ふじ」が絶対王者と思っているのですが、最近は「シナノゴールド」が人気急上昇中のよう。(ちなみに、津軽人はリンゴを買うときは「これ何?」と必ず品種を確認します)

 津軽弁で「しなじい」という言葉があります。根性があるとか、しぶといといった意味です。長生きの老人のことを冗談で「しなじい」と表現したりもします。

 青森県の皆さん、リンゴも寿命も濃に負けないよう、「しなじく」いきましょうね。